今回は、佐々木隆宏さんのメッセージをお届けいたします。

 

佐々木さんは35年間、開発援助の実施機関に勤務。東南アジアを中心に
グローバルに現場の最前線でご活躍の経験をお持ちです。

 

役職定年を転機に、2017年11月に一新塾第41期に入塾されました。
プロジェクトを立ち上げ、横浜市鶴見区の現場を歩き、メンバーと共に
フィリピンに足を運び、現場主義の奮闘をずっと続けていただいて
おります。そして、一新塾で出会った同志とともに、2019年3月に
株式会社reapleを起業されました。

 

佐々木さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。

 

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塾生活動レポート

『開発援助が培った成果を日本へ還流−reapleの取組み』

一新塾41期 東京本科 佐々木隆宏

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●転機

役職定年になり、大学に出向したことが転機でした。
それまでのサラリーマン人生は、就職浪人までして希望の仕事に就いた
開発援助機関の35年間、多くの途上国の発展の現場に関わることができました。

役職を離れてわかることは、実は役職で仕事をしてきたということです。
これまで大きな組織に所属して安定的な生活を志向してきた自分は何が
できるのだろうか、ゼネラリストとして生きてきたので専門性もない、
強いて言えば、東南アジアの生活経験とそのネットワーク、それは
ビジネスになるか等々もやもや感が一杯でした。


●reaple設立

そんな中で受講したのが一新塾です。
6つの箱を回す過程で自分は何がしたいのか、
何ができるのか考えるようになりました。

もう一度、自分のキャリアを振り返り、新しいスタート切るために、
かけがえのないメンバーを見つけることができました。

私たちの設立した株式会社reapleの取組みをご紹介させてください。
reapleは、reap(収穫する)とripple(波紋)の造語です。
これまでの人生で関わった政府と政府に対して協力から生まれたアセットを
日本に還流させ、一人一人の自己実現を応援したいという思いで始めました。


●見えてきた地域の国際化

皆さんもご存じの通り、一新塾の社会起業は地域志向です。
まずは、幼少から過ごした地元鶴見を対象として調べたところ、
全く知らないフィリピンを含めたアジアとの関係や歴史があったことを
知りました。

見えてきた地域の国際化は本当に多様でした。
毎週400人以上の外国人が集まる教会はセーフティネットとして
人々の暮らしを守ります。地元の中学・高校で行われる国際学級も
非常に活発で、中南米からの日系人も多く住み着いています。

他方、根底にある差別意識、外国人排斥の動きも垣間見ました。
フィリピンの関係では一時盛んだった「ジャパゆきさん」から続く
貧困も実在しました。フィリピン人の留学生からは、「日本人は
フィリピン人を安い労働力としか見ていない」という厳しい発言も
聞かされました。

そんな中で、日本で生まれた2世がフィリピンのアイデンティを意識し、
高校時代に留学、フィリピンとのリコネクションすることで、その後
人生を大きく変えた事実も知りました。

日本とフィリピンで新しい関係を作ることが、お互いの価値を高める
につながると思いました。私がこれまでの途上国の方々と一緒に
働いた経験を生かせるのではないか、そんな風に考えました。


●一新塾の仲間と起業を決意

プロジェクト活動を通じ、かけがえのない仲間を得る、これも、
大きな一新塾の特徴です。私とは全く違うキャリアのメンバーで
プロジェクトを立ち上げました。

まずは、フィリピンとの新しい関係作りを考えるために、2018年8月
にダバオに行きました。ダバオは戦前、沖縄から多くの日本人が
移民していた地域です。そこで、開発援助のプロジェクトに関わって
いたダバオの産業クラスターの方々と、日本とフィリピンの新しい
関係についてブレーンストーミングを行いました。

若い人材が多くいるフィリピンの特徴を生かし、将来80万人の不足
するIT人材を日本へ派遣することを一つの柱にすることに決めました。
英語人材でもIT企業では活用できるはず、そんな目論見でした。

2019年1月、100人を超える学生との個別面談やアンケート調査を通じて、
アニメや技術の関心から日本への強い憧れを持つ学生も多いことが
わかりました。

私たちが始める事業に対してリソースとしての強い可能性を確認、
ファウンダーとなった一新塾の仲間とともに起業を決意しました。


●本当のお客様は誰か?

2019年3月に会社を立ち上げ、IT人材であればさほど日本語ができなく
ても採用されるという仮説を立て本格的に営業を開始しました。
英語人材としても雇用が広がっている専門人材と違い、新卒相当の
ジュニア人材には日本語ができない人材にはニーズがありませんでした。
ITならば英語だけで仕事ができる、英語が活かせるはずという仮説は
大きく崩れました。

これまでの私のお客様は途上国の方々であり、100人を超える学生の
意見を聞いたフィリピン人材をお客様と考えていました。これは大きな間違い、
本当のお客様は誰か、当たり前の話ですが日本の企業の方々です。
中小のIT企業のお客様は、新卒採用は難しくても日本語のできない人材
の採用までは考えていません。営業活動はアポすら取れない状況も続きました。


●フィリピンの若い人が日本で働く

大きく軌道修正をする必要がありました。お客様が日本語人材を必要で
あれば、そうしたニーズに応える必要があります。

そこで、ダバオの大学や日本語教育機関とも連携し、日本語教育を始める
べく現在準備中です。フィリピン人が日本語を学ぶことで、日本企業で
働く機会を増やしことにつなげます。

徐々にですが、日本の企業にも、ダバオを見てもらう機会も増えてきています。
私たちが紹介することでフィリピンの若い人が日本で働くことができる、
フィリピン人の対象者が具体的に見えることでやりがいと手応えが出て
きました。これからも一人一人と丁寧に、真摯に向かい合いながら、
私たちも学びながら変化していくことが、reapleの価値だと考えています。


●人生100年、まだまだ新しいことに挑戦

最後に、一緒に一新塾でプロジェクトを始め、起業をしたかけがえのない仲間
である小南美奈子さんは、長年IT企業で勤務されたビジネス経験が豊富な方です。
フィリピンは全く初めてでしたが、全く異業種の仲間がいたからこそ、新しい
価値を見つけ、変化をし続ける強さを作り出すことができたと思います。
かけがえのない仲間と始めたセカンドキャリア、人生100年、まだまだ新しい
ことに挑戦し続ける覚悟です。

 

 

■誰もが志を生きる一新塾

3月からの「体験セミナー&説明会」予約受付中!
〜東京・大阪・名古屋・仙台・通信〜

<社会起業・政策提言・市民活動>
https://www.isshinjuku.com/

 

一新塾で何より大切にしている“現場主義”。
「社会の現実」に「自分の人生」を投げいれて生きる姿勢そのものです。


“現場主義”を貫いているのが、熱海で、社会起業家として
地域づくり・まちづくりに奮闘されている一新塾OBの市来広一郎さん。

1月13日は、市来さんを講師に、60名で熱海を訪れての現場視察講座でした。

 

市来広一郎さんは、ビジネスコンサルティング会社のサラリーマン時代の2006年
に一新塾18期に入塾。翌年、生まれ育った熱海にUターンし、脱サラ起業。
2008年にatamistaを設立(2010年NPO法人化)。熱海の魅力を満喫する
体験交流型プログラム「熱海温泉玉手箱(オンたま)」をプロデュース。

 

次なる挑戦は、2011年に株式会社machimoriを起業。“Creativeな30代に選ばれる都市”
をビジョンに掲げて、シャッター街となっていた熱海のまちなか再生に着手。


第一弾として2012年7月に「CAFE RoCA」をオープン。
第二弾として2015年夏には「Guesthouse MARUYA」。
第三弾として2016年には、コワーキングスペース&シェアオフィス「naedoco」。
第四弾として2019年に「ホテル ロマンス座カド」をオープン。

 

熱海の中心市街地のリノベーションまちづくりに取り組まれています。

 

そして、
不動産価値を上げ、
雇用を生み出し、
人口を増やす、
こうした成果がすでに数字となって現れています。

 

その舞台裏でのご苦労やそれを乗り越えた
一つ一つのドラマが心に響きました。

 

「たった一人の思いから地域は変わる!」
市来さんの熱き志が一人また一人と連鎖していく歩み。

熱海にUターンされた2007年から13年間の
奮闘の日々の積み上げの重みが響きました。

 

やってから謝る。
謝ることをきっかけにビジョンを伝える。
反対者が続々とかけがえのない協力者に変わっていく
お話にたくさんの勇気とエネルギーをいただきました。

 

ビジョンは大きくアクションのハードルは小さくのモデルを
示していただきました!

 

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一新塾OBで講師の熱海で「ゲストハウスMARUYA」運営を

はじめ熱海のまちづくりに邁進されている市来広一郎さんが

「PRESIDENT」2020.1.31号 で田原総一朗氏と対談。

(市来さんは2006年に会社員時代に一新塾入塾。2007年熱海にUターン。)

 

脱・昭和の温泉街 
「熱海再生」の立役者

 

一新塾「体験セミナー&説明会」予約スタート!
〜東京・大阪・名古屋・仙台・通信〜

<社会起業・政策提言・市民活動>
https://www.isshinjuku.com/

一新塾OBの市来広一郎さんの地域再生への奮闘の歩みが紹介されています。

「愛着ある熱海に、自分のできることがあるのではないか。働きながら大前研一創設の政策学校でも学び、導き出したのが地域再生への挑戦だった。07年、28歳で退社し、Uターンした。」

 

■日経新聞 2019年10月15日

よみがえる熱海 地元をその気にさせた男

ぼくたちの地方創生(1)

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO50752890Y9A001C1I00000?unlock=1&s=2

 

 

 

一新塾「体験セミナー&説明会」予定 11月10日開講

東京   10月の水曜と土曜に開催中
大阪   10/22(火祝)最終回
名古屋  10/22(火祝)最終回

 

一新塾ホームページよりご予約下さい。
https://www.isshinjuku.com/

 

今回は、飯田久美子さんのメッセージをお届けいたします。


2007年、28歳の時に人材紹介会社を起業された飯田さん。
「私は、かつての自分と同じような立場にあるフリーター層を応援したい!」
との新たな誓いを胸に、2018年に一新塾に入塾いただきました。
「フリーターから出発する若者を将来の日本のリーダーにしたい。
フリーターからでも自由なキャリア選択ができる社会をつくりたい。」
との思いで『逆転キャリアプロジェクト』を立ち上げ、一新塾の仲間と共に奮闘中です。

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塾生活動レポート

『非大卒フリーターのキャリア支援 逆転キャリアプロジェクト』

    一新塾42期・44期東京本科 飯田久美子

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●レールから外れると戻れない社会

多様な働き方が模索される現代の社会においても、
学生から社会人への移行期がスムーズにいかなかった若者は
非正規雇用枠に追い込まれやすい現実があります。

一度レールから外れてしまうと、情報や機会に乏しくなり、
自由なキャリアを創ることが難しくなります。

全国に150万人いる若年層フリーターは、
その多くが「自分に合った仕事がわからない」という悩みを抱え、
不安定な収入のために明るい将来ビジョンが持てずにいます。

労働力不足に悩む企業が多く存在する一方で、
仕事に関する誤解や諦めのために、フリーターが企業と接点を持てず
非労働力として認識されている状況は大きな社会問題と言えるでしょう。


●フリーターから出発する彼らを日本のリーダーに!

なぜ、可能性溢れる若者がフリーターになってしまうのか?
その根本原因は1つや2つではありませんが、
例えば学生から社会人への移行期におこるミスマッチは深刻です。

厚労省のデータを確認すると、高卒就職者は5割、中卒就職者は7割が
3年未満に離職していることがわかります。

そうなると、もうまともな就職は不可能だろうと諦めてしまう
若者も少なくありません。
働く意味が持てなくなり、親と同居してスマホ代が支払えればそれで良い
と考える傾向もみられます。

しかし、彼らの戦力を無視することはできません。
変わるきっかけを与え、フリーターから出発する彼らを
将来の日本のリーダーにしたい。
フリーターからでも自由なキャリア選択ができる社会をつくりたい。

『逆転キャリアプロジェクト』は、そのための活動に取り組んでいます。


●高卒フリーターからはじまった私自身のキャリア

なぜ私がこのプロジェクトに取り組むのか?
それは私自身が高卒フリーターから出発した当事者だからです。

10代の頃の私は「良い学校を出て有名な会社に就職をして結婚しろ」
という価値観を押し付けられ、モンモンとした不信感を抱くうちに
学校に馴染めなくなりました。

不満や疑問を外に出し自己主張するタイプだった私は
不登校や引きこもりになることはありませんでしたが、
校外に理解者を求め新宿歌舞伎町に遊びに行く日々を過ごしました。

その結果、エスカレーター式に大学に進学する予定が、
「あなたはこの学校に合わないので出ていってください」
と、追い出されてしまうこととなりました。

「バカだね」
「あの子は終わった」
「親不孝者」
と噂され、屈辱と挫折感を味わいました。

しかし、その苦しみは次第に悔しさとなり、私は
「絶対に自分の人生を自分の力で幸福なものにしてみせる!」
と心に誓ったのです。


●レールから外れたからこそ起業を目指す

レールから外れたフリーターの私には、大企業に就職する道はありませんでした。
そこで、自分を幸福にする会社を自分でつくろう!と起業を目標にしました。

そのために、学歴も職歴も関係なく評価をしてもらえるベンチャー企業で
キャリアを積む道を選択しました。

アパレル販売員として就職をし、
営業会社に転職をして、
トップセールスというわかりやすい実績をつくり、
その実績を武器に新規事業立ち上げを経験、
28歳の時に人材紹介会社(株)High Artを設立したのです。

“自分で自分の人生をARTする”という、私の誓いを社名に込めました。


●志をカタチにするため、一新塾へ

ところが、人材紹介業というのは“年収の高い人が良い求職者”です。
儲けるためには、高学歴大企業出身者のサポートが優先です。

まるで、かつての自分をバカにするかのような仕事を続け、
モヤモヤした気持ちに限界を感じました。

こんなことをしていても何も社会は変わらない。
なぜレールから外れた人生は大切にされないのか。
私は、かつての自分と同じような立場にあるフリーター層を応援したい!

新たな誓いを胸に、一新塾の説明会に足を運びました。


●現場の声を聞き、解決策を考える

一新塾で『逆転キャリアプロジェクト』を立ち上げ、
メンバーと一緒に取り組んだのは現場の声のヒアリングです。

若年層フリーターのインタビューにまわり、
ジョブシャドウイング(会社見学)のイベント実施しました。

・やりたいことがわからない
・世の中にどんな仕事があるのかわからない
・ブラック企業にしか就職できない
・親が満足する就職をしないといけないプレッシャー
・働く意味が持てない

これらの声に、大人たちは何ができるのか?

その課題の共有と問題解決に向かうためのために、
先月、「非大卒フリーターの『はたらく』を考える」シンポジウムを開催しました。
シンポジウムには29名の方々にお集まりいただきました。

第一部は、私から「フリーターたちのキャリア事例」を紹介させていただきました。

第二部のパネルディスカッションでは、逆転キャリアに成功したロールモデルの男性、
定時制高校の先生、採用側企業経営者の皆さまにパネラーを担っていただき、
フリーターの抱える問題をテーマにとても有意義なディスカッションができました。

そして、第三部のワークショップでは、
参加者の皆さまから様々な意見をいただきました。

30歳までに何ができるかが重要、家庭・学校・仕事が線でつながる仕組みが必要、
フリーターたちのマインドセットを変える必要性があるだろう、といった意見が
ありました。


●今後の展望

シンポジウムでの意見やアイデアを参考に、
非大卒フリーターの長期的なキャリアサポート施策を
1つ1つカタチにしていきます。

自分探しの状態から社会のリーダーとして活躍できるようになるまで、
5つのステージ「正しい自己理解の機会」「正しい職業理解の機会」
「可能性の広がる環境(企業)とのマッチング」「フォローアップ」
「ステップアップのためのサポート」に分けて捉え、それぞれの段階に
応じたサポートメニューを考えました

また、今後も現場の声を聞くことにこだわり、
このテーマに関心のある皆さんと共に解決策を考えるため、
『逆転キャリア研究会』を定期開催していくことになりました。

フリーターからでも自由なキャリア選択ができる社会をつくるために、
まずは、新宿区で、家庭、学校、企業、自治体での連携モデルを創り、
他の地域へ広げていきたいと思います。

私たちの取り組みが、1人でも多くの若者に届き、
人生をかえるきっかけづくりを提供できたら嬉しく思います。

 

 

■誰もが志を生きる一新塾

「体験セミナー&説明会」開催中!
●東京 9/4(水),7(土),11(水),14(土),18(水),21(土)
●大阪 9/28(土)
●名古屋 9/29(日)
●仙台 9/8(日)

★予約 https://www.isshinjuku.com/


今回は、三神功さんのメッセージをお届けいたします。
20年以上営業畑でサラリーマンとして活躍されてこられた三神さん。
お母さまの介護のご経験をきっかけに、50歳で一新塾に入塾。
そして、「90歳になっても現役シニアを創造するプロジェクト」を
立ち上げ、一新塾の仲間とともに、故郷の鎌倉市今泉台を現場に
奮闘中です。

三神さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。

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塾生活動レポート

『90歳になっても現役シニアを創造するプロジェクト』

      一新塾42期・44期東京本科 三神功

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●90歳になっても楽しい生活が送れる社会

90歳になっても元気で自分の足で歩き、地域の人と交流し、
生きがいのある楽しい生活が送れる社会を目指します。

慣れ親しんだ自宅で最期まで、自由に自分で歩いて暮らしていける、
そのために介護が極力必要ない社会を目指します。

社会の現状は、年を取ったら動けなくなる、
そうしたら施設に入り死ぬまで面倒を見てもらう。それが当たり前に
なりつつある社会。そこには、介護者や家族にかかる大きな負担、
そして本人に取っても施設に入ればある程度自由の無い、制約の中での
生活になる負の部分があります。人手不足を解決するのも一つの手段
ですが、そもそも介護が必要になる人を減らすことが重要です。


●なぜ、孤立してしまうのか?

介護が早まる原因の一つとして、孤立が考えられます。
孤立すると家から出なくなり、歩行などの運動習慣が激減し足が弱り
歩けなくなる。会話が無くなり認知症等が進み介護が早まる可能性が
あります。

なぜ、孤立するかのひとつの要因として、特に仕事中心の人生では、
リタイヤ後の生活において、地域との繋がりの構築が難しく、
関わり方がわからないこと等から孤立してしまうことが考えられます。


●20年以上、営業畑

私は20年以上営業という数字の世界で、休みも返上で頑張っていた
つもりでした。しかし、それは忙しいことを理由に、他には関心を
持たず、何も考えないようにそこへ逃げ込んでいたんだと思います。

他界した母の最期に人手が回らず十分な介護を受けられない状況を
目の当たりし、健康であることがいかに大切かを考え始めました。


●大きな仕組みや流れを変えないといけない

母が入院していた病院は、患者約40人に対して、夜間はフロアに
看護師、介護士も数人しかおらず、手が回っていない状況、おそらく
規定ぎりぎりの人員でした。

ある日、母が「目の前のトイレに移乗してもらえず、忙しいからと
車椅子の上でさせられた」と、泣き叫びました。私は人としての尊厳を
傷つけられた母を見て、何かが間違ってると感じました。

しかし、世話をしてくれる側も重篤な患者優先であり、一生懸命やって
いて限界、でもこういうことが起きてしまう。病院の経営の問題??
あふれかえる患者、夜通し聞こえるナースコール、人員を増やしても
鼬ごっこなのではないか。

もっと大きな仕組みや流れを変えないといけないと思いました。
大きな仕組みや流れを変え、そして人を動かしていくために、
広く社会を捉え、政治も学んでみたいと思い一新塾の門を叩きました。


●「90歳になっても現役シニアを創造する」プロジェクトを立ち上げ

私は、故郷の鎌倉市今泉台を現場に、一新塾の仲間と「90歳になっても
現役シニアを創造する」プロジェクトを立ち上げました。昭和40年代に
開発された住宅地で、駅から遠く過疎化が進み、高齢化率45%を越えて
います。商店街はシャッター街になり寂しい環境でした。ペルソナを
探すため、町のあらゆる面からアプローチを行いシニアと繋がりましたが、
孤立したシニアは見つかりませんでした。

そこでここに住んでいる高齢者が困っていること、望んでいることを
傾聴するために、町の活性化ワーク兼繋がりの場のカフェイベントを
開催しました。5回開催してみて、やっと孤立したシニアを見つけ出しました。


●ヒアリングからの共通の問題点として

(1)繋がりのきっかけとなる気軽にお茶が飲めるような場所が商店街に無いこと
(2)やるべきことがわからないので外に出ない、だから目的を与えることが必要
(3)そして買い物難民が増加すること
が考えられました。

そこで町内会、市民団体の幹部を集め、今泉台にある北鎌倉台商店街に
『惣菜兼カフェ店舗』を提案しました。地域の高齢者が、散歩がてらに
歩いてきて、食べれる分だけの適量の惣菜を購入でき、そこにカフェ
スペースも併設することによって談笑=「繋がりの場」も作り、さらに
惣菜自体も高齢者が作ることでやりがいを感じてもらえる店舗。

しかし、皆で深堀していくとそれ単体だけでは収支が難しいことが
わかりました。現在はハイカーのための民泊や移動販売など他の事業
との組み合わせた仕組みを検討中です。


●一歩踏み出せた理由

入塾した当初は変えなくてはいけない思いだけが先行し、では何ができるの?
と聞かれても何も答えられない状況でした。まず自分の根っこに繋がれた
ことが重要で、そこから使命感や前進していく力を実感できました。

しかし、現実は前に進めないことも多く、悩み、気落ちする時もあり、
そんなときは一新塾のチームメンバーや他のチームの人と話をすることにより、
それぞれテーマは異なるが社会の問題を解決するという同じ方向に向かった
姿勢や意気込みに刺激され、一歩踏み出すことができました。


●今後の展望

当時の仕事の延長線に自分の思いが重なることがなかったため私は退職しました。
この町も私の根っこであり、ビジョンに通ずる起業を模索しております。
プロジェクトを進めて、最も身近にある地域との繋がりの大切さを実感しています。
人生100年時代が進むともっと地域の重要性があがってくるように感じす。
今年度はしっかりと地域に根をはり、その上で次年度は大きな流れや仕組み
を変えていきたいと思います。

 



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「一新塾体験セミナー&説明会」参加者募集!
社会起業・政策提言・市民活動の理論と実践を学ぶ
東京・名古屋・大阪・仙台
https://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

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25年磨かれてきた一新塾プログラムだからこそ、
理論と実践例を学ぶことで、あなたのミッションが
あぶり出されます。発見できます。

主な内容:
●なぜ一新塾で学ぶと人生と社会が変わるのか?
●人生100年時代、今なぜ、”志”なのか?
●創設から25年、社会変革のトップランナーから伝授された知恵とは?
●ゼロベースでビジョンを描くには?
●仲間と協働し、現場主義を生きる方法
●20世紀リーダーと21世紀リーダーの違い
●「社会起業」「政策提言」「市民活動(NPO)」で社会を変える方法論
●志のコミュニティから生まれたOBOGのプロジェクト紹介!

講 師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)
テーマ:「“根っこ力”が社会を変える!」
参加費:無料
申込み:https://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

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【東京本科 体験セミナー&説明会】
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日時:
2019年8月21日(水)19:30〜21:45
2019年8月24日(土)15:00〜17:45
2019年8月28日(水)19:30〜21:45
2019年9月 4日(水)19:30〜21:45
2019年9月 7日(土)15:00〜17:45

※現時点で決定しているスケジュールです。
ご都合あわない方はこの先も予定しています。

会場:一新塾セミナールーム
(住所)東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
(地図)https://isshinjuku.com/map.html

申込み:https://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

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【大阪地域科 体験セミナー&説明会】
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日時:
2019年8月31日(土)13:00〜15:45
2019年9月28日(土)13:00〜15:45

会場:難波市民学習センター
(住所)大阪市浪速区湊町1丁目4番1号 OCATビル4階
(地図)https://osakademanabu.com/namba/access

申込み:https://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

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【名古屋地域科 体験セミナー&説明会】
--------------------------------------

日時:
2019年9月 1日(日)13:00〜15:45
2019年9月29日(日)13:00〜15:45

会場:ウィルあいち(愛知県女性総合センター)
(住所)愛知県名古屋市東区上堅杉町1番地
(地図)http://www.will.pref.aichi.jp/frame/f-kotu.html

申込み:https://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

------------------------------------
【仙台地域科 体験セミナー&説明会】
------------------------------------

日時:
2019年9月8日(日) 13:00〜15:15

会場:トークネットホール仙台(仙台市民会館)
(住所)仙台市青葉区桜ケ岡公園4番1号
(地図)http://www.tohoku-kyoritz.co.jp/shimin/koutu/guide.htm

申込み:https://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html

 

今回は、伊藤綾さんのメッセージをお届けいたします。
伊藤さんは2017年11月に一新塾第41期東京本科に入塾。

当時、子育てをしながら会社員として地方・郊外に大型商業施設を開発する仕事に携わっていらっしゃいました。
そして、「地方で暮らす人を増やしたい」との思いで一新塾で同志を募り「きら星」プロジェクトを立ち上げました。

2019年2月に起業。2019年3月には一家そろって新潟県湯沢町にIターン。
湯沢町で移住者の主に仕事を中心としたサポート事業を営まれています。
伊藤さんの取り組みは、NHK新潟放送局の「新潟ニュース610」(2019年7月17日放送)
でもご紹介されました。伊藤さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。

 

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塾生活動レポート

『越後湯沢にIターン!まちづくりに取組むママ起業家』

一新塾41期東京本科 伊藤綾

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●家族4人そろってIターンし、まちづくりに取組むママ起業家

私は、新潟県湯沢町で「地方で暮らす人を増やし、消滅可能性都市をなくす」
ため、移住者の主に仕事を中心としたサポート事業を営む社会起業家です。

生まれは新潟県の柏崎市。
そんな私が縁もゆかりもない湯沢町に移住したのは、次のようなきっかけでした。

幼少期、親と一緒に湯沢町によく遊びに来て、賑わいと活気のある心がウキウキ
する町であったことを覚えています。しかし、15年前、フジロックフェスティバル
で再訪した時に、会場である苗場以外は、シャッター街となってしまった商店街や、
廃業してしまったペンションハウスなど、寂しい姿になってしまっていることに
衝撃を受けました。
 
この頃から「まちづくり」に興味を持ち、前職では、地方・郊外に大型商業施設
を開発する仕事に携わりました。私は、その仕事にやりがいを感じる一方で、
効率性を求め都市に置いてきぼりにされる地方、衰退していき人口減少に歯止め
が効かない地方の姿に、いつも消化できない疑問を感じていました。
 
会社員としても実力がついてきて、地方からまちづくりの力で日本を元気にしたい、
という思いが強くなってきました。

そして、2019年の3月に、夫・娘(3歳)・息子(7ヶ月)の一家そろって、
千葉県流山市から湯沢町へ移住してきました。

 
●都会ではない暮らし方を求めて
 
育児をしながら企業勤めをしていると、都会での一見便利な生活は
「本当の豊かさ」ではないと感じるようになりました。
 
イライラが噴きこぼれる朝の通勤ラッシュ、閉塞感のあるコンクリートジャングル、
これらが無限に続いていくように感じる乏しい環境の変化・・・
自分自身の人間性が疎外されているように感じるこの環境へ、
こんな小さな我が子たちを送り出してしまって、本当にいいのだろうか。。。
 
もしかしたら、地方で自分たちらしい暮らしを作れないだろうか?
自分たちの悩みは、他の人の悩みでもあるのではないだろうか?
 
日本全国の地方が抱える課題解決をしながら、衰退してゆく地域を、
そして日本全体を元気にする。それだけでなく、多くの人の「自分らしい暮らし」
を叶える。そんな「まちづくり」に挑戦してみたい!!という思いが抑えられなくなり、
起業を視野に入れ活動を始めました。そのステージは、自分に「まちづくり」を
するきっかけを与えてくれた越後湯沢にすることに決めました。


●一新塾への入塾とメンバーとの協働

起業を視野に入れたときに、まずは志を同じにしてくれる仲間を作りたいと考え
ました。そこで、社会起業家を輩出しているこの一新塾のことをFacebookの広告
で知り、通学で実践的に学びながら仲間づくりをしたいと入塾を申し込みました。

私は、
(1)地方暮らしをする人を全国に増やしたい
(2)都会で閉塞感を持ちながら暮らしている人、特にワーキングプアなどで
経済的にも困窮している人を地方へ移住させ、輝かせたい
という思いで、「きら星」プロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトメンバーは、現在人材や教育のコンサルタントとして富士市で起業
独立した増田さん、卒塾後に「さいたま若者会議」を立ち上げた大学生の尾舘さん
という、個性豊かな熱いメンバーに巡り会えたことが一新塾での一番の財産となりました。

卒塾前の2018年10月に、第二子を出産した関係で、卒塾発表会などは出席することが
できませんでしたが、メンバーとともに「対象者は誰か」を深く掘り下げて、
6つの箱を回す過程において、自らの起業する際のビジョンやミッションが固まって
いきました。


●誰もが住みたいまちで暮らせる社会を

私の救うべきなのは「消滅可能性都市」。
人口増加の打ち手がなく、衰退の一途をたどっている自治体が対象です。
そうした自治体が、持続可能な人口を維持し、そこで暮らしている人たちの生活
環境を守りながら未来へ多様な地方社会をつないでいくことを目指します。

そのためには、税収を増やすことのできる生産年齢人口の方を増やしていく必要があります。

しかしながら、それを阻害するのは地方の「仕事の幅の少なさ」。
地方企業の求人は、情報の非対称性で出て来にくい。あったとしても、
求人票ベースなので、就職や転職に至るほどのモチベーティブに繋がらない。
都内の給与水準ややりがい・感度の高い仕事があまりない。

どうしたらいいか?ということで、以下の2つの施策を取り、仕事という側面を
サポートすることにより、住みたいまちで暮らせる社会の実現を目指しています。

(1)地域密着型の仕事紹介(https://kurashigoto.life )

(2)新たな働き方を実現するための基地【きら星BASE】
1.シェアオフィス(賃貸。例:地元に住むWEBデザイナーやテレワーカー)
2.飲食店(賃貸。移住者も地元の人も利用、交流の場)
3.コワーキングスペース(インターネット環境、confidentiality確保のための個室も用意)
4.移住検討者のためのお試し居住場所

狙いは、訪れる人と暮らす人両方が活用できる場を作ることで、新たなつながり
をたくさん生み出し、湯沢で暮らしたいと思う人を増やすことです。


●今後の展望

現在は、新潟県湯沢町とのタイアップにより、湯沢町での活動をメインにして
おります。ですが、同じ新潟県内の他市町村だけでなく、遠くは宮崎まで自治体
関係者の方より、ご興味を持っていただいております。

今後は、自治体との連携による移住相談窓口業務の受託などを中心にして、
全国で「誰もが住みたいまちで暮らせる社会」、そしてその先の
「消滅可能性都市をなくす」という人口動態の変化までのムーブメントを
作って行きます。

目標は、2030年までに、弊社サービスを利用して地方移住を実現する人を
10万人創出することです。

 

 

■誰もが志を生きる一新塾

「体験セミナー&説明会」予約受付中!
●東京 8/21(水),24(土),28(水),9/4(水),7(土)
●大阪 8/31(土)
●名古屋 9/1(日)
●仙台 9/8(日)

★予約 https://www.isshinjuku.com/

 

不登校や引きこもりの子どものため通信高校のサポート校(陸前高田市)に今春開設される一新塾OGの寝占理絵さん。日経新聞(3/7)の『東日本大震災8年』のコーナーで紹介されました。

 

 

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2010年に、ペイシェントフッドを起業し、「腎臓病・透析に関わるすべての人に幸せのために」をスローガンにしたポータルサイト「じんラボ」をつくられた一新塾OBの宿野部武志さん。

このたび、「どんな病気があっても大丈夫と言える社会を創ることが必要だ」との思いで、一般社団法人ピーペックを設立されました!

 

■一般社団法人ピーペック

https://ppecc.jp/

 

 

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一新塾OGで乳幼児子育てサポート協会代表の行本充子さんが「子育て応援とうきょう会議」サイトで紹介されています。
行本さんが目指すのは「産後うつゼロの社会の実現」です。

 

■とうきょう子育てスイッチ『「産後うつゼロの社会の実現」を』

https://kosodateswitch.jp/magazine/detail/?no=24&fbclid=IwAR2ore-7cYB7tynWpCNB8vKHf_CqS0EERI7DYewZ_q897UkcQ361o2kP0UE

 

 

◎新しい時代を拓く一新塾

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