今週は、一新塾OBで佐賀県上峰町長の武広勇平さんをお迎えしました。テーマは『上峰町で、オンリーワンの自治体モデルをつくる!』。

 

上峰町は、佐賀県の東部のほぼ中央部、三養基郡に位置する人口9,551人、3,550世帯が暮らす町です。全国最年少首長(当時)として29歳の若さで上峰町変革に挑んだ武広さんは、自身の給与50パーセント削減や、ふるさと納税(全国5位)等増収施策を積極的にすすめるなど、財政再建を中心に取り組み、2009年からの8年間で、町(財政規模30億) の借金を30億円減らし、20億円の基金(貯金)をつくりだしました。

 

講義では、「志を生きる人生」と「上峰町の政策」の二本柱で熱く語られました。

 

塾生時代から抱いていた人一倍強い正義感。
藻谷浩介さんの講義を通じて「地元に変える決心」をされたこと。

仲間5人で市政の未来を議論し、自ら「町長選に挑む」決断をした転機。

そして、上峰町長となり、孤立しても志を貫き続け、財政健全化に挑む姿勢に感動いたしました。

 

●財政健全化
一般財源規模を37億から120億へ拡大!

 

●ふるさと納税
「ふるさと納税」がもたらす財政健全化への大きな効果。
さらに、新産業の誕生にも「ふるさと納税」が一役買っていること。
ウナギの例はとても興味深く聞かせていただきました。

 

●教育
レアジョブとの協働による小学校での英会話のマンツーマンレッスンで、
「通じた!」という喜びと成功体験で得た自信は本当に大きいようです。
ALT(外国語指導助手)を雇うコストの1/4で実現。
教育格差を緩和する、一人3万円の「教育クーポン」も始まります。

 

●6次化の交流拠点
地域商社の可能性、これから誕生する6次化の交流拠点もとても楽しみです。

 

3期目に突入し、地域の可能性をますます引き出していることに心より敬意を表します。

 

【誰もが志を生きる一新塾】

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