先週は、埼玉県入間郡三芳町の石坂産業株式会社に訪問させていただき、代表取締役の石坂典子氏にご講義いただきました。


大量生産・大量消費が当たり前だった1967年、先代の石坂好男氏が「いずれゴミを捨てる時代は終わる」と創業した「石坂産業」。所沢で産業廃棄物の処理を行ってきましたが、存続の危機にあった会社を、石坂典子氏は父親から受け継ぎ、改革に乗り出します。

 

「廃棄物を処理する」から「リサイクル製造業」へ。97%減量化・リサイクルを実現。本社の隣に里山を保全する公園を作り上げ、地元から必要ないと言われた企業を、現在では、地域の誇り、国内外から30,000名が訪れる企業に変革されました。

 

人と自然と技術の共生。50年後、100年後を見据えた、スケールの大きなビジョンに圧倒されました。全天候型リサイクルプラント。環境教育の拠点の里山、一企業の枠を超えて社会インフラを創造です。見せる化方式の経営。多くの方々に見ていただくことで、社員も同業者も地域の人たちも変わっていくお話に感動いたしました。

 

講義終了後は、参加者一同、リサイクル工場とくぬぎの森を見学させていただき、たくさんの気づきをいただきました。

 

 

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