昨日はNPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表の清水康之さんをお迎えし「自殺対策を社会全体で推進する」をテーマにご講義いただきました。

 

厚生労働省と警察庁は3月28日、2018年の自殺者(確定値)が2万840人になったと発表しました。9年連続の減少となり、37年ぶりに2万1000人を下回りました。とはいえ、交通事故死者の6倍に余る数の人たちが、この時代に、この社会で、私たちと同じ空気を吸いながら自ら「いのち」を絶っている現状があります。とりわけ、10代の自殺者数は前年より増加しており切実です。

 

講師の清水康之さんは、NHK時代に「お父さん死なないで〜親が自殺遺された子どもたち」の取材を通して自死遺児の子たちと出会います。「落ち度のない子たちがなぜこんなに苦しむのか」。

自らが自殺対策の「つなぎ役」「推進役」を担おう決意し、2004年に自殺対策支援センターライフリンクを設立、10万人の署名を集めて2005年「自殺対策基本法」成立に尽力されました。

 

しかし、法整備だけでは対策は進みません。遺族支援団体を後方支援する全国組織、マスコミと連携しての情報発信、足立区と協定を結んでの自殺対策の都市型モデルづくり、と奮闘。

 

2016年には、改正自殺対策基本法が成立。自殺対策を「生きることの包括的な支援」と新たに位置付けた上で、地方自治体に自殺を防ぐための計画策定を義務付けました。これを推進するために、全国の自治体を奔走されてこられました。

 

▼先月25日に読売新聞(一面トップ)で掲載された記事
http://www.lifelink.or.jp/…/Lib…/190325_yomiuri_topstory.pdf

現在、上記の自殺対策を強化するための新法案の議員立法の実現に向け力を注がれています。法整備へのプロセスに一つひとつ戦略的に関わってゆく必要性をお伝えいただきました。

 

■塾生の皆さんの胸に響いた清水さんのお言葉です。

◎やらずに後悔するよりは、やってみる
◎迷った時は、ワクワクする方へ
◎無批判で接することで深い思いを引き出すこと
◎ネットワークをつなげることは力になる
◎リスクをきちんと考えて話し合っておく
◎自分の決断が正否は、その後の自分の行動が決める

 

清水さんがもし、自殺対策をする決断をされなかったら、今、日本の自殺対策は進んでいなかった。問題に出会った人が問題を解決し始めないと社会は変わらないと思いました。

 

 

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