今回は、伊藤綾さんのメッセージをお届けいたします。
伊藤さんは2017年11月に一新塾第41期東京本科に入塾。

当時、子育てをしながら会社員として地方・郊外に大型商業施設を開発する仕事に携わっていらっしゃいました。
そして、「地方で暮らす人を増やしたい」との思いで一新塾で同志を募り「きら星」プロジェクトを立ち上げました。

2019年2月に起業。2019年3月には一家そろって新潟県湯沢町にIターン。
湯沢町で移住者の主に仕事を中心としたサポート事業を営まれています。
伊藤さんの取り組みは、NHK新潟放送局の「新潟ニュース610」(2019年7月17日放送)
でもご紹介されました。伊藤さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。

 

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塾生活動レポート

『越後湯沢にIターン!まちづくりに取組むママ起業家』

一新塾41期東京本科 伊藤綾

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●家族4人そろってIターンし、まちづくりに取組むママ起業家

私は、新潟県湯沢町で「地方で暮らす人を増やし、消滅可能性都市をなくす」
ため、移住者の主に仕事を中心としたサポート事業を営む社会起業家です。

生まれは新潟県の柏崎市。
そんな私が縁もゆかりもない湯沢町に移住したのは、次のようなきっかけでした。

幼少期、親と一緒に湯沢町によく遊びに来て、賑わいと活気のある心がウキウキ
する町であったことを覚えています。しかし、15年前、フジロックフェスティバル
で再訪した時に、会場である苗場以外は、シャッター街となってしまった商店街や、
廃業してしまったペンションハウスなど、寂しい姿になってしまっていることに
衝撃を受けました。
 
この頃から「まちづくり」に興味を持ち、前職では、地方・郊外に大型商業施設
を開発する仕事に携わりました。私は、その仕事にやりがいを感じる一方で、
効率性を求め都市に置いてきぼりにされる地方、衰退していき人口減少に歯止め
が効かない地方の姿に、いつも消化できない疑問を感じていました。
 
会社員としても実力がついてきて、地方からまちづくりの力で日本を元気にしたい、
という思いが強くなってきました。

そして、2019年の3月に、夫・娘(3歳)・息子(7ヶ月)の一家そろって、
千葉県流山市から湯沢町へ移住してきました。

 
●都会ではない暮らし方を求めて
 
育児をしながら企業勤めをしていると、都会での一見便利な生活は
「本当の豊かさ」ではないと感じるようになりました。
 
イライラが噴きこぼれる朝の通勤ラッシュ、閉塞感のあるコンクリートジャングル、
これらが無限に続いていくように感じる乏しい環境の変化・・・
自分自身の人間性が疎外されているように感じるこの環境へ、
こんな小さな我が子たちを送り出してしまって、本当にいいのだろうか。。。
 
もしかしたら、地方で自分たちらしい暮らしを作れないだろうか?
自分たちの悩みは、他の人の悩みでもあるのではないだろうか?
 
日本全国の地方が抱える課題解決をしながら、衰退してゆく地域を、
そして日本全体を元気にする。それだけでなく、多くの人の「自分らしい暮らし」
を叶える。そんな「まちづくり」に挑戦してみたい!!という思いが抑えられなくなり、
起業を視野に入れ活動を始めました。そのステージは、自分に「まちづくり」を
するきっかけを与えてくれた越後湯沢にすることに決めました。


●一新塾への入塾とメンバーとの協働

起業を視野に入れたときに、まずは志を同じにしてくれる仲間を作りたいと考え
ました。そこで、社会起業家を輩出しているこの一新塾のことをFacebookの広告
で知り、通学で実践的に学びながら仲間づくりをしたいと入塾を申し込みました。

私は、
(1)地方暮らしをする人を全国に増やしたい
(2)都会で閉塞感を持ちながら暮らしている人、特にワーキングプアなどで
経済的にも困窮している人を地方へ移住させ、輝かせたい
という思いで、「きら星」プロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトメンバーは、現在人材や教育のコンサルタントとして富士市で起業
独立した増田さん、卒塾後に「さいたま若者会議」を立ち上げた大学生の尾舘さん
という、個性豊かな熱いメンバーに巡り会えたことが一新塾での一番の財産となりました。

卒塾前の2018年10月に、第二子を出産した関係で、卒塾発表会などは出席することが
できませんでしたが、メンバーとともに「対象者は誰か」を深く掘り下げて、
6つの箱を回す過程において、自らの起業する際のビジョンやミッションが固まって
いきました。


●誰もが住みたいまちで暮らせる社会を

私の救うべきなのは「消滅可能性都市」。
人口増加の打ち手がなく、衰退の一途をたどっている自治体が対象です。
そうした自治体が、持続可能な人口を維持し、そこで暮らしている人たちの生活
環境を守りながら未来へ多様な地方社会をつないでいくことを目指します。

そのためには、税収を増やすことのできる生産年齢人口の方を増やしていく必要があります。

しかしながら、それを阻害するのは地方の「仕事の幅の少なさ」。
地方企業の求人は、情報の非対称性で出て来にくい。あったとしても、
求人票ベースなので、就職や転職に至るほどのモチベーティブに繋がらない。
都内の給与水準ややりがい・感度の高い仕事があまりない。

どうしたらいいか?ということで、以下の2つの施策を取り、仕事という側面を
サポートすることにより、住みたいまちで暮らせる社会の実現を目指しています。

(1)地域密着型の仕事紹介(https://kurashigoto.life )

(2)新たな働き方を実現するための基地【きら星BASE】
1.シェアオフィス(賃貸。例:地元に住むWEBデザイナーやテレワーカー)
2.飲食店(賃貸。移住者も地元の人も利用、交流の場)
3.コワーキングスペース(インターネット環境、confidentiality確保のための個室も用意)
4.移住検討者のためのお試し居住場所

狙いは、訪れる人と暮らす人両方が活用できる場を作ることで、新たなつながり
をたくさん生み出し、湯沢で暮らしたいと思う人を増やすことです。


●今後の展望

現在は、新潟県湯沢町とのタイアップにより、湯沢町での活動をメインにして
おります。ですが、同じ新潟県内の他市町村だけでなく、遠くは宮崎まで自治体
関係者の方より、ご興味を持っていただいております。

今後は、自治体との連携による移住相談窓口業務の受託などを中心にして、
全国で「誰もが住みたいまちで暮らせる社会」、そしてその先の
「消滅可能性都市をなくす」という人口動態の変化までのムーブメントを
作って行きます。

目標は、2030年までに、弊社サービスを利用して地方移住を実現する人を
10万人創出することです。

 

 

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