昨日の一新塾講師は、一新塾OBであり、株式会社みやじ豚代表取締役社長、そして、NPO法人農家のこせがれネットワーク代表理事として活躍されている宮治勇輔さん。テーマは『一次産業を、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業に〜家業イノベーション』。

 

日本の農業就業人口は農水省の発表では、平成22年の260万人が平成31年の概数値では170万人を下回っています。

誰も成り手がいないほど農業に魅力がなくなってしまった根本原因は、
「農家に価格決定権がない」
「生産者の名前が消されて流通して農家と消費者が完全に切り離されている」
と語る宮治さん。

 

以前は実家の農家を継ぐつもりは全くなかった宮治さんがあるとき、
農業の魅力に目覚め、実家に戻ることを決意します。

 

そして「株式会社みやじ豚」を設立し、バーベキューで農家と消費者をつなぐチャレンジに挑みます。
みやじ豚のブランド化、ドロップシッピングでの新しいビジネスモデルも生み出します。


さらに、日本の農業改革のためには、実家を離れてサラリーマンしている農家のこせがれが、
実家に戻って農家を継ぐことが必要と「NPO法人農家のこせがれネットワーク」を立ち上げます。

 

そして今、農業の枠を超えて、家業を継ぎたい若い世代の「事業承継」や
「ファミリービジネス」の課題に寄り添い、支援を展開されています。

 

今年の講義では、2003年の塾生時代から、
宮治さんの志を貫く挑戦の歴史の重みを実感いたしました。
農業における新しいビジネスモデルとブランド化。
サラリーマンしている若者を農業再生に向かわせるムーブメント。
そして今、農業界に事業承継を広め、ファミリービジネスの可能性の発信。
農業変革のフロントランナーとして新しい風を起こし続けています。

 

「前例がなくてもやればいい!」
「成功のためには自分のことをよく知ること」
お言葉の一つ一つが刺さりました。

 

アンケートでいただいた塾生の方の胸に響いた言葉です。

 

●原体験!
●夢は言葉、職業で考えない
●優秀な人より、あきらめない人
●成功の裏には朝勉強の努力あり
●オーナーシップがモチベーションの源泉
●売ることがプロデュース
●ターゲットのニーズを徹底的に確認

 

【宮治勇輔さんプロフィール】

1978年、神奈川県藤沢市の養豚農家の長男として生まれる。
慶應義塾大学卒業後、実家を継ぐ気は全くなく、株式会社パソナに入社。起業を夢見て出社前に勉強を続ける中で、実家の養豚業を何とかしたいという想いがふくらむ。会社員時代に一新塾第13期で学び、卒塾後、2006年に株式会社みやじ豚を設立。09年、NPO農家のこせがれネットワークを設立、代表理事CEOに就任。 著書に『湘南の風に吹かれて豚を売る』(かんき出版)。

 

 

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