夢や社会の理想を語ったとき、
「なに青臭いことを言って!」
「出来もしないことを言うな!」と一蹴される…。

その繰り返しによって夢や理想はその人にとって、やがて死語となります。そして、人は組織人として“一人前”になっていきます。

組織のしがらみの中で、一人一人の胸に抱かれる夢や理想を描く力が埋もれてしまっていることを、お会いした方との対話を通じて感じることがあります。
「しがらみから自由になって存分に 自分を発揮していきたい」という切なる思いが伝わってきます。

一新塾では、ゼロベースで一人ひとりが理想とする社会のビジョンと、自らが理想とする生き方を存分に語り、議論し合います。たとえ、それが針の穴を通すほどの実現可能性しかなくとも、本気であれば仲間が一緒になってその実現のための方法を考えてくれ、いざ挑戦するときには、一緒に挑んでくれます。

さらに、その難しいチャレンジが、時に大成功してしまうのです。

議員になったり起業家になったり、一大奮起して活躍する人が出ると、一番喜んでくれるのは、実は「できもしないことを言うな!」と否定的だった会社の同僚であったりします。目の前で夢を実現してくれた仲間によって、彼も夢を取り戻すのです。

まず自分が変わる。

これ以上、人にインパクトを与えるメッセージはありません。

さて、11月に開講する一新塾第23期・説明会はのこり僅かです。

自らが理想とする社会のビジョンと生き方を存分に議論し合い、そして、仲間と協働して社会実験に挑む、一新塾の熱気・雰囲気を、ぜひ、体験にお越しください。

お会いできますこと、楽しみにしています。


■■■■ 参加者募集中 ! ━━━━━━━━━━━━━━━
 
 第23期 講座&説明会
『市民性を基軸に据えた新しい国づくり・地域づくり』

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もし、
「社会を変えたい!」「地域を良くしたい」「ミッションを果たしたい」という思いがあれば、ぜひ、ご参加ください。一新塾創設14年の市民からの社会創造の知恵のエッセンスをお届けさせていただきます。

【主な内容】   ※説明会のお申し込み

 ● ゼロベースで社会ビジョンを描こう!
 ● 現場主義でPlan → Do → Seeを回そう!
 ● あらゆる問題解決に使えるフレームワーク「6つの箱」とは?
 ● 一新塾流『タテ軸ヨコ軸リーダーシップ論』 
 ● 従来のセオリーを覆す一新塾流「ファシリテーションスキル」
 ● 誰もが社会創造に参加できる『志のコミュニティ』とは?
 ● スタッフ&OBOGとの交流タイムもあります!

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 日 時:(1)10月22日(水)19:30〜21:30
     (2)10月26日(日)15:00〜17:30
     (3)10月29日(水)19:30〜21:30
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 会 場:一新塾セミナールーム
    [住所]東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
    [地図]http://www.isshinjuku.com/01issin/i_chizu-1.html
     [交通] JR「田町」駅より徒歩8分、
         都営三田線「芝公園駅」「三田駅」より徒歩6分
         都営浅草線「三田駅」より徒歩7分
         都営大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩5分

 講師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)

【 プロフィール 】
1964年生まれ。88年より、積水ハウス(株)で「都市開発」「まちづくり」の仕事に携わり様々な立場の人たちとの出会いの中で、日本人が組織の論理の中で自分のミッションを犠牲にしていることに疑問を感じ一新塾へ入塾。
タテ割りを超えて、同志と協働することの計り知れない可能性を実感。
97年 政策学校一新塾マネジャーへ転職。大前研一氏の下で薫陶を受ける。
02年一新塾のNPO化に伴い、代表理事・事務局長就任。主体的市民養成プログラム開発に力を注ぎ、毎年30近くの「政策提言」「社会起業」「市民プロジェクト」のインキュベートを行う。11年で3000名の塾生が志を果たす道を歩むための人生の転機での相談役(メンター)。市民性を基軸とした新しい国づくり、地域づくりの支援に日々奔走している。
一新塾には、20代から60代まで、ビジネスマン、主婦、学生、フリーター、経営者、議員、官僚、ジャーナリスト、デザイナー、など様々なバックグラウンドの方が結集します。

最近は、舞台をビジネスから地域に移し変えて「第二の人生」を踏み見出そうという団塊世代の方々も増えてまいりました。
そして、世代を超えて同志と共に、協働してプロジェクトを立ち上げています。この世代を超えたコミュニケーションこそが、プロジェクト推進の大きな原動力となっています。

しかし、世の中では、“世代間断絶”という言葉をよく耳にします。これが最近では家族の中にも侵入してきています。それによって、最も確かで最も信頼の置けるはずであった家族の絆ですら危ういものとなってきています。

堺屋太一氏は、団塊世代論で“世代間断絶”を以下のように考察されています。

「 団塊世代の両親は大正世代。ようやく日本が工業化したとはいうものの、まだまだモノ不足で人余りで、生活に腐心した時代。
当然、モノを大事に長く使う。お袋の味、家庭医療、近所・親類付き合い
など教えを乞うことがたくさんで「生活の知恵」は誇りであった。そして、
貧しい物財と安価な人力をどう使うかのソフトウェアと地域コミュニティや親類縁者とどう付き合うかのヒューマンウェアが代々引き継がれていた。

また、姑は7分の親切と3分の意地悪が普通であった。
ところが、団塊世代が家庭を持つ70年代には、家庭電化で家事は自動化、衣服は使い捨て、食事はインスタント、買い物はスーパー。もう、姑のもつ「生活の知恵」は要らない。団地やマンション暮らしには近所づきあいもない。故郷を出た人は親類と顔を合わせる必要ない。
仕事の上でも、サラリーマンなら親の世代に相談する必要もなければ、
その意味もない。子どもは塾通いで、祖父母が躾ける間もない。

その一方、舅姑は、新しい生活に必要な知識と技能に乏しい。
自動車の運転もできなければ、電気製品の修理も出来ない。
パソコンも出来ない。使い捨てはもったいないと思うから家のなかは片付かない。これでは、舅や姑の権威が保たないのも当然。この結果、団塊世代は親とは別居。職場以外には帰属意識も相談相手も持たない職縁社会の核家族となった。団塊世代も気がつけば、子どもたちに自分が伝えることができることが何もないことに気づく。それが、現代である!」


親との関係を切ってしまった団塊世代。
その結果、思いもよらず、子どもとの絆も切れてしまいます。
もしかしたら、この現象は、日本の歴史初まって以来の出来事ではないのでしょうか。

これまで、企業戦士として、組織のミッションのために人生を賭して突っ走ってきた団塊世代が選択したライフスタイルがもたらした思わぬ副作用。
そして、卒サラして自由になった今、団塊世代の方が「第二の人生」を、
今度はどういったライフスタイルにデザインし直すのか。

日本の将来を左右する重要な鍵のひとつではないでしょうか。

 一新塾出身の社会起業家、深田智之さんは、現在、福島県 会津若松の東山温泉街の活性化に奮闘中です。
「くつろぎ宿」の社長として、地域再生ファンドを活用して、3軒の老舗の旅館を一括再生し、温泉街全体の活性化への最先端の取り組みが、この度評価され、国際的な起業家表彰制「アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパン2008」のファイナリストに選出されました!
表彰式の様子など、こちらでご覧いただけます。
http://www.eoy.ne.jp/news/2008/entry1008_95.html
深田さんは、かつて、銀行系のシンクタンクを脱サラ起業して、毎年7000万円の運営赤字を重ねる年金保養基地「グリーンピア土佐横浪」のハコモノ再生に挑みました。
30泊8万円の長期滞在プランに地元の農業や漁業の仕事を手伝う体験メニュー、ホエールウォッチングや浮き桟橋の上での魚介類のバーベキューなど、地元の農業と漁業とのコラボレーションで続々とアイデア商品を生み出しました。
そして、利用者数30%増やして、なんと2年間で黒字化に実現した。ホテルの再生のみならず、地域まで元気にしてしまったツワモノです。
もし、あなたが新しい一歩を踏み出そうと思うのなら、
もし、あなたが社会を変えようと思っているのなら、
以下の3つのステップが必要だ。

一段階目は、自らのミッションを定めること。
二段階目は、定まったミッションを現実へと結ぶために、
  プランニングの技術を学ぶこと。
三段階目は、社会実験に挑むこと。

大切なことは、一段階目のミッションを鮮明にする段階でも
同志の存在がとても大きいことを知ることだ。

多くの人は企画書が完成しなければ他人に相談できないと
思っている。それゆえ、ミッションが定まるまでは一人で
悶々と悩んだり考えたりする。あえて人とは話をしない。
いわゆる、二段階目までは一人で行う人が多い。

けれども、実は漠然としたミッションであっても
ありのままを伝えることができれば、企画書が完成していなくても
切実感を共有できる同志であれば、必ず引き上げてくれる。

つまり、上記の3つのどのステップでも
切磋琢磨しあう同志がいることで何倍もの相乗効果が
生まれるということなのだ。

同志と出会えば、共鳴が起こり、シナジー効果によって、
一人のときには思いもよらなかった計り知れない可能性が
開けてくる。

それは、一新塾14年の歴史が証明している。

同志との出会いからすべてがはじまるのである。
もう10年前になるが、
当時、一新塾の塾長であった大前研一さんから政策提言指導の講義で、
こう言った。(大前氏は一新塾創設者です。)

「コンサルタントは
 馬鹿にされないレポートを書くというのでは飯は食えない。
 政策提言はコンサルタントに似ている。

 自分を追い込んで、そういうところまで言い切っていいのかと。
 言い切るというのは非常に大変なことだ。」

さらに、大前さんはこう続けた。

「マッキンゼーで新人教育のときに『リサーチ会社になるな。
 リサーチャーになるな』とよく言ったんだよ。
 コンサルタントというのは、
 最後の一言が言えるかどうかがコンサルタントだと。
 色々調べて何が正しいかを気にするのがリサーチだと。
 この二つは違うぞと。

 『今日の天気は曇りのち晴れ、ところにより雨。
  雨の確率は32パーセント。』
  と答えるのは、リサーチャー。
 
  コンサルタントは、
  『社長、今日は傘はいりません』あるいは
  『社長、今日は傘を持ってかないとひどい目にあいますよ』
  と言うかのどちらかなんだよ。

  政策提言もこれなんです。
  要するにね、雨の確率なんかより、傘はいるのか、いらないのか!」


実際、この“言い切る”ことはなかなかできない。
これは、曖昧な表現を好む日本人の特徴だと思う。
“言い切る”ためには、覚悟が必要なのだ。

一新塾では、”言い切る”政策提言で道が開いた事例がある。
「ふるさと納税」だ。
住民税の約1割を上限に、現在住んでいる自治体から故郷の自治体に
納められるようにする制度である。
この「ふるさと納税」の政策は、2002年に、一新塾の教室でネーミング
吉田博則さんをはじめとする一新塾生が“言い切った”ものだ。

ふだん収めている税金を自分たちを育んでくれた“ふるさとに納税”
することで、故郷を活性化させることができないものかと考えた。
所得税を納めるようになった個人を育てたのは個人のふるさとである。
人間形成、技能修得の大切な時期を過ごしたふるさとへの恩返しの
意味もある。
当時は、個人の所得税の一定割合を個人が育ったふるさとの都道府県に
納税するという新税制度を発案し「ふるさと納税」とネーミング。
中央集権を打破し「地域主権」を実現するための新しい税財政の実現
のトリガーになると信じた。

2002年10月より、一新塾生有志(様々な職業の塾生たち)で
議員会館に通い詰め、与野党の地方分権に関心のある国会議員47名の
一人ひとりの事務所をたずねて説明して回った。
ところが、議員の方々からは
   「これは難しい!従来の税の考え方を超えているから」
と何度も言われた。

HPをつくり発信した。
一新塾編著の本「今のニッポンを変えろ!」でも発表した。
その時の合言葉は、
「良いと思ったことは、会って会って会って伝えて伝えて伝えよう!」
少々かたちは変わったが、その後、いろいろな人たちがこのコンセプト
に共感し、推進し、具現へと向かわせた。

やはり、覚悟を持って“言い切る”ことが国を動かすのだ。

当時の一新塾の仲間は皆、別々の職業を持ち、バックグランドも違う
者同士だったが、「ふるさと納税」のビジョンに共感して動いた。
このことは、一市民だからこそ、の道の拓き方だったと思う。