浜松在住の一新塾第16期OBの松井一哲さんより、昨日、以下のメッセージをいただきました。松井さんは「浜松ブラジル人緊急会議」を立ち上げ奮闘されていらっしゃいます。
 
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  16期通信科の松井一哲です。

  先日、湯浅誠さんによる公開講座のお知らせをメルマガにて拝見しましたが、私の住んでいる浜松市の状況も悲惨です。

 浜松市は日系ブラジル人が日本一多い街ですが、自動車産業をはじめとする製造業で働くブラジル人の失業率は今月末には80%にも達すると言われています。

 TV等でも取り上げられましたが、住居がなくなって、今日食べる物もなく、赤ちゃんにあげるミルクすらない、というブラジル人失業者も少なくありません。非常に深刻な事態です。


 私達は「浜松ブラジル人緊急会議」という団体を立ち上げ、募金や支援を行っています。
 http://soshamamatsu.hamazo.tv/
地方や全国のマスコミにも何回も取り上げていただいています。
今日もTVに出ました。

 以前一新塾で講師をされたこともある、顔にあざのある方等の支援を行うNPO法人ユニークフェイス代表の石井政之さんも主要メンバーになっています。

 失業率80%、食べる物がない、学校に行けない、住む家がない、まるでアフリカかどこかの話のようですが、日本の話です。これはもう災害か戦争です。

 みなさんもぜひご協力ください。よろしくお願いします。


●以下、松井さんのプロフィールをご紹介させていただきます。

 松井さんは、浜松で地域在住外国人との交流を通したまちづくりをテーマに、地域で様々な活動を実践。

  一新塾第16期(2005年5月〜2006年5月)在籍中は、語学教師としての強みを活かした活動の発展形を模索、同志とともに切磋琢磨していました。
卒塾と同時に語学スクール起業のヒントを得に、南米へ“武者修行”も敢行!

(2006年10月に松井さんに執筆いただいた当時のメルマガ原稿です)

  昨年4月からは、地元のラジオ局FmHaro!の番組「アミザージ ハママツ」 内「ハローポルトガル語アカデミア アイラちゃんと学ぶ浜松で使えるジャ・ポル語」 コーナーの担当講師として毎週ラジオに出演。ブラジル人リスナーに日本語を、 日本人リスナーにポルトガル語を伝えています。
今回は紙芝居を通じて、社会変革に挑んでいる18期生の山口文子さんより、ほとばしる情熱溢れるメッセージをいただきました。

山口さんのご活躍は、新聞や雑誌でもご紹介されています。
http://www.isshinjuku.com/05jukusei/kiji_22_05_008.html
http://www.isshinjuku.com/05jukusei/kiji_22_05_007.html

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■■■■■ 塾生活動レポート
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■■■     『 今こそ紙芝居で、より良い社会造り人創り 』
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■■■■■■□            一新塾第18期 山口文子


  昨年の後半から今年にかけて、アメリカの株価の大暴落で
“百年に一度の経済危機″という一言では、語り尽くせない、人々の先行きの見えない、大変な時代になりました。

でも、皆さん少し変だとは思いませんか?
1929年、今から凡そ80年前に、アメリカから端を発した株価の大暴落で、確かに日本もその大きな大打撃を受けて、失業者が日本中に溢れ、その失業者の人々が、生きていく為に日銭を稼ぐ、飴や駄菓子を売る道具として、街頭紙芝居が生まれたのです。紙芝居は、人々が生きて行く上で、その英智を結集した結果、偶然に生まれた文化なのです。

 私が、何故今の時代が、80年前と比べて、おかしいと想ったかと言うと、当時の人々との価値観のずれが在るとは思いますが、現代の人々は、行政がなんとかしてくれる。政権が交代したら、景気が回復する希望が持てる。道路の財源を福祉や子育て支援に回してもらわないと、やっていけない。等々…
言い方がきついかも知れませんが、とにかく、自分達が団結して力を合わせるという努力をあまりしないで、政府がなんとかするのを待つ。
そのうち、景気が回復するのを待つ。政権が交代するのを待つ。
私の目から見ると、とても歯がゆいのです。

 そこで私は、他力本願的思考を払拭して、自分なりに出来る形で、人々の気持ちを喚起したいのです。派遣切り、不当な解雇、正社員の首切り。こんな世の中がまかり通って、どうしてみんな黙っておられるのですか?


● 紙芝居で、世の中を本気で変革したい

 私は今から凡そ80年前に、失業者を救済するべきツールとして、日本で生まれた紙芝居で、世の中を本気で変革したいと考えている、大馬鹿者です。
でも、誰かがするのを待つのなら、自分で行動に移すことで、少しでも、
人々が生き易くなってもらえるのなら、やらせて戴く価値は在ると想います。

  それでは、紙芝居でどのように、今の世の中を変革していこうと考えて
いるかと申しますと、それは、一言で言えば、教育の改革に外なりません。
 教育の荒廃が、現代社会の格差を産み、子供達に夢や希望が抱けない世の中になり、自分さえ良ければ構わないという道徳心が欠落し、心優しい人々は、自分自身を信じることを諦め、毎年、年間3万人以上の自殺者が後を絶たず、親は子を殺し子は親を殺め、テレビゲームやバソコン等の擬似体験のみでしか、思考をすることが出来ず、現実と仮想の世界の区別が出来ず、人は死んだら、また生き返ると、本気で信じる。従って、命の尊さと生きる喜びを実感出来ず、人間同士が生で触れ合う機会がなくなって来て、コミュニケーションを上手く図れなくなり、孤立化してしまう。

 私は、紙芝居を普及させて戴くことで、これら、現代社会が抱えている
問題を、少しでもなくすことが出来れば、こんな嬉しいことはないと想って
おります。

 生身の人間が、肉声で語る、優れた紙芝居を、顔を知らない人同士が観ても、全く自然体で作品世界を通じて、共感出来る。紙芝居には、何時でも、誰でも、何処でも、簡単にそんな素晴らしい居場所造りと、共感を味わい、想像力を養い、物事の善悪を、みんなで観ることで培う、素晴らしい魅力を持っていると、私は想います。


●「青空みかん」として奮闘中!

  私のこれからの活動の予定は、どうか「青空みかん」(私の紙芝居の芸名)で、検索下さいませ。主な予定を挙げますと。

 3月 1日(日) 徳島市で、紙芝居ボランティア「おしゃべりくまさん」
          の紙の実演講座
  3月14日(土)大阪市立住吉人権文化センター館祭り
  5月 9日(土)紙芝居の一日公開講座 大阪市立難波市民学習センタ
          講師 童心社会長 酒井京子氏
  5月31日(日)共生共走マラソン会場 大阪市立鶴見緑地公園

  その他、地域の活動と致しまして、私の住いする、大阪市東住吉区の街造りグループ「東住吉アクションプラン」独自の創作紙芝居の製作のお手伝いをさせて戴いております。

 また、大阪市の生涯学習インストラクターの人材バンク登録者として、
要請が在れば、紙芝居の実演や講座を務めさせて戴いております。また、紙芝居を文化として広げて戴ける仲間つくりとして「紙芝居大好きの会」を二年前に発足致しました。

  青空みかんの紙芝居教室も、紙芝居を文化として確立させていく為に、
自宅近くに昨年、開校致しました。今年の3月からは、より多くの実演者が
増えればと考え、大阪市立難波市民学習センターにて、基本的に第三日曜日の午後に開講させて戴くこととなりました。

 いずれにしろ、私の主体的市民としての活動は、誰かがやってくれたり、
政権が交代するのを待つのではなく、紙芝居という、今一番古くて新しい
メディアを遣って、理論と実践を駆使して、人々の心に喚起を呼び起こし
たいと想っております。何故なら、紙芝居は全ての問題をオールクリア
出来る、素晴らしい特性と可能性を秘めているツールであると、私は疑い
のない、信念を持っているからです。

 しかしながら、何ごとも地道な積み重ねを積んでいくことで、大願を成就
出来ると言うことを肝に命じ、これからも、あせらず、慌てず、諦めず、
そしてくさらず、自分の使命を果たして参りたいと想っております。




 昨日は、「24日朝 テレビ朝日『スーパーモーニング』にて
ジブリの高畑勲監督、稲城市南山問題を語る!」とお伝えさせていただきましたが、放送が急遽、延期となってしまいました。アカデミー賞での日本作品ダブル受賞の特大ニュースが入ってきた為とのことです。

この度はご迷惑をおかけいたしまして本当に申し訳ございません。

 改めての放送予定は、現時点では、3月3日(火)のスーパーモーニング(08:00〜09:30)の中で、10分程度の放映とのことです。

 なお、重大ニュースが入った場合、急遽変更の可能性もあるとのことですので、何卒、ご理解いただければ幸いです。

 それでは、よろしくお願いいたします。
本日、一新塾22期生で稲城宿プロジェクトのリーダー内田竹彦さんより、
以下のメッセージをお預かりしました。

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巨大開発に揺れる東京都稲城市南山の問題が明日24日、
テレビ朝日『スーパーモーニング』で放映されます。
ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台にもなった多摩丘陵
の最後に残されたこの場所について、ついに監督の高畑氏自ら
がコメントをします!

私は現在、自分が生まれ育った東京郊外の都心から最短・最大
の稲城市の里山を、自然や土に触れる機会の無くなった都心で
暮らす人や、子供たちの憩いの里山にできないか、一新塾で
塾生とプロジェクトを立ち上げ活動しています。

そこに立ちはだかるのは区画整理事業の名の下の丘陵地の大地
を削り、谷を埋める巨大開発事業です。
その壁はあまりに高く、厚いものです。
百年に一度の金融・経済危機が起こる前に計画されたこの事業。
今では地権者の財産・生活権さえなくなることが明らかになり
つつあり、地権者自らが、東京都に対し次々と行政不服審査請求
を行い始めました。

そして、ついに『平成狸合戦ぽんぽこ』の映画を地で行く宅地造成
工事着工寸前の今、その映画監督である高畑氏自らが稲城市の南山
を探訪されました!
高畑氏自らのコメントとともに、この南山の開発問題がテレビ放映
されます。
皆様ぜひご高覧いただけましたら幸いです。放送日は明日!

放送日:2月24日(火曜日)午前8時00分〜9時55分テレビ朝日
    『スーパーモーニング』番組内10分〜15分枠です。

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PS.昨年8月に内田竹彦さんに執筆いただいたメルマガ原稿の
  バックナンバーです。ご参考ください。
 【参考】一新塾ニュース第342号『都心から最も近い、広大な里山が消滅の危機に!』
  → http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/merumaga/kn_080823.html


 今、世界中の人たちがオバマ米新大統領のメッセージに耳を傾けています。では、こちらから、オバマ大統領にメッセージを発信したという方はいらっしゃいますでしょうか?

 オバマ大統領の就任式の日に、一つの出来事がありました。
一新塾22期『育てよう、理解の芽目!』プロジェクトチームで作成した壁画のメッセージがオバマさんの元へ届けられたのです!

 チームが目指すのは、異文化交流で世界をつなぐ架け橋になることです。
 リーダーの我妻みず穂さんは、青年海外協力隊員として赴いたシリアのパレスチナ難民キャンプでのご経験を胸に『育てよう、理解の芽目!』プロジェクトを立ち上げ、7名の同志とともに奮闘中です。

 それでは、我妻さんの熱きメッセージをお届けさせていただきます。


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■■■■■ 塾生活動レポート
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■■■    『 ビジョンを描いた壁画がオバマ大統領の元に!』
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●「私たちのビジョン」と「オバマさんへの期待」を世界へ発信しよう!

  1月20日、オバマ米新大統領の就任式が行われ、世界中が期待を込めて見守っていたのは記憶に新しいことと思います。
 その日、私たち、22期『育てよう、理解の芽目!』プロジェクトチームで作成した壁画のメッセージがオバマさんの元へ届けられました。
 「私たちのビジョン」と「オバマさんへの期待」を掛け合わせてビジュアルのメッセージにしたものです。

 この企画は、アートマイル(*)というユネスコの「平和と文化10年プロジェクト」の認定を受けたプロジェクトが、未来のビジョンや希望、平和、環境保護などオバマさんに未来を切り開くヒーローとして期待することを壁画にしよう、と世界中に呼びかけたものです。  

オバマさんの演説の中に自分たちのビジョンと通じるところがあったので、私たちも、是非この機会に「私たちのビジョン」と「オバマさんへの期待」を世界へ発信しよう!と参加しました。


●就任式の日に、壁画のDVDは、オバマ大統領へ

  この壁画のタイトルは、「調和〜Harmony〜」
 世界の子どもたちが、共に手を取り合い共存共栄の世界を担っていく・・・
  私たちの中には、様々な垣根がある。人種、民族、宗教、貧困、障害etc. 
そんな心の垣根を取り払い、みな根っこは同じ人間だと気づき、違いを認め、共存共栄の世界を子どもたちに担っていって欲しいというのが私たちの願い。
オバマさんには、子どもたちが存分に、自由に力を発揮できる世界を作るリーダーとなって欲しい、アメリカという国に止まらず、世界的視野をもって、地球規模の課題に取り組んで欲しい、というメッセージを込めました。

 壁画については、就任式の日、子どもたちがオバマさんの大統領就任を祝福する公式な祝賀会「the Children's Inaugural Ball」に出席した子どもが オバマ大統領に壁画をスライドショーに纏めたDVDを渡しました。

 また、壁画の実物は、就任式以降も続々と届けられている壁画と共にワシントンで作品を展示してから、後日、オバマさんに手渡す予定だということです。オバマさんは、どう、感じてくれるでしょう?その反応が楽しみです。


●My Heroというプロジェクトで、私たちの絵が公開!

  私たちの壁画は、アートマイルと連携しているMy Heroというプロジェクトでもオバマさんコーナーで取り上げられています。
(http://www.myhero.com/myhero/go/gallery/open.asp?art=Obama)

  なんと!活動もまだ始まったばかりなのに、グローバルデビューしてしまいました!
そして、このアートマイルの発起人のご主人が作られたビデオが、世界中から応募された250作品の中から選ばれ、今年のダボス会議の特設コーナーで上映されていました。まだ作成途中で届いたビデオはこちら↓。
(完成版がまだ届いていないのですが、私たちの壁画はまだ取り込まれていません)
http://jp.youtube.com/watch?v=OiUtbgX7Dvs


●「シリアのパレスチナ難民キャンプ」と「神奈川県」の子どもたちとのアート交流

  オバマさんは就任演説で、「憎しみはいつかなくなり、民族を隔てる線も消える、世界が小さくなるなかで、私たちに共通の人間愛が現れると信じている」と言いました。
私たちも、憎しみではなく相互理解を、国際理解教育や異文化交流をすることによって異質のものを理解する心を育てたいと、和の精神のある日本人だからこその視点で取り組んでいます。

 今年はシリアのパレスチナ難民キャンプの子どもたちと神奈川県の小学校の子どもたちのアート交流やビデオレター交流をしていますが、今後はワークショップも含めて少しずつ展開していきたいと思っています。

 アート交流では、11月に 日本から送った絵に対する返信が、年末からの中東の混乱の中、1月26日、無事シリアから絵が届き、これから日本側の学校へ届ける ところです。あの混乱の中、よくぞ日本まで届いてくれたと、それだけで愛おしく なりますが、後から届いたDVDを見ると、愛しさ倍増!このような交流をしたことが ない先生が、作品の中に描かれた生徒の名前や果物などを一生懸命に生徒に説明したり、 絵を描いた経験がほとんどない子どもたちが、戸惑いながらも生き生きと絵を 描いたりしている姿が。日本の子どもが書いたひらがなの名前を真似して書いていたり、 自分の好きな果物やお父さん、お母さんをその子なりの表現方法で描いていたりして、 とても素敵な作品になっています。小さな作品に、両方の子どもたちの置かれた 環境が如実に現れていて、興味深いです。この子どもたちの中にも、親戚が先の ガザ被害の被害にあった子どもがいますが、こうして、実体験がなくても心の中に 憎しみが造成されていく環境にあることを思うと、健全な心のために、小さな活動 でも役に立ちたいと強く願わずにはいられません。


●NPO法人申請中!

  昨年、この活動を法人として責任を持って取り組みたいとNPO法人の申請をし、 まもなく認定される予定です。ホームページも開設し、子どもの作品も近く ご紹介できると思います。http://rikainome.net/

 まだデザインを取りこんでおらず未完ですが、壁画のデザインはこのホーム ページのデザインを基にしており、ホームページの完成も乞うご期待です。 憎しみはいつか消える、互いに分かち合える日がいつか来ると信じて、
顔の見える異文化交流・国際理解教育を軸に活動していきたいと思います。


*アートマイルは、ユネスコの「平和と文化10年プロジェクト」の認定を受けた プロジェクトで、世界中で壁画を製作し、2010年にエジプトに壁画でピラミッド を作り、世界に平和を発信、その後、各壁画は世界の主要な美術館に寄贈される という大変夢のあるもので、現在125カ国で25万人が参加し、日本でも、 ジャパンアートマイル(http://www.ako-info.jp/artmile/)が事務局となり、 既に多くの方が参加しています。