11月9入塾式に、一新塾第23期にも大勢の熱き志の仲間が集まっていただきました。
一新塾設立から14年目の秋、来年はいよいよ15周年です!)

激動の社会の現実と向き合いながら、これまでだったら、
 「自分は自分のフィールドで頑張ればいい」
と社会の問題解決は他人任せだった方も、
 「もう放ってはいられない!」
と自ら行動しようとの決意をもって入塾いただきました。

11月9日の卒入塾式では、
21期は昨年の11月に入塾し今回が卒塾式、
22期は今年の春に入塾して今回は中間講義&指導、
23期は今回が入塾式となり、
3つの期が一堂に会し、「主体的市民スピリッツ」を実感しあう機会となりました。
 
冒頭の基調講演では、
市民の立場から数々の政策提言の実践を積み上げ、
社会変革の道を切り拓いている青山貞一代表理事に、
「主体的市民を生きる」とはどういうことか、
自らの姿勢で示していただきました。(講義

後半は、17の一新塾生で活動するチームが、日頃仕事の合間を縫って、挑戦しているプロジェクトのプレゼンテーション。
全てのチームがプロジェクト進展とともに自らを砕き成長を果たしているのが特徴でした。

 ■第21期(07年11月4日〜08年11月9日)チーム活動卒塾発表
   ・へっちゃら力研究所&いきいき!フォーラム
   ・ギャングエイジシェアリングキャンプ
   ・Education 21
   ・自分色の就活発見!
   ・NPO-Cause
   ・市民の市民による市民のための議会改革
   ・世界がマイホーム irori
   ・地域生活文化道場―伊那庄屋館

 ■第22期(08年5月25日〜09年5月24日)チーム活動中間発表
   ・蘇れ若者!プロジェクト
   ・2030ビジョン
   ・育てよう、理解の芽目!
   ・ホームステイ受け入れ
   ・東京から宮崎を元気にしたいっちゃがPJ
   ・廃校活用×都市農村交流プロジェクト
   ・稲城宿・都心部生活者参加型農業中心の里山創生
   ・スナッグゴルフキャラバン隊
   ・Active City for Kids(ACK)

また、一新塾生同士、同志の絆が深い深いものになってきており、切磋琢磨しあう、お互いの志を叱咤激励しあう、それでいて、温かいコミュニティとして育まれてきています。

激動の混沌の中で、
日本社会全体が余裕を失い、
純粋な志をまっすぐ生きようという人たちが生きにくい世の中になっているように感じます。
しかし、こういうときだからこそ、志を応援するコミュニティをもっともっと大きく育んでまいりたいと思います。


一新塾は春と秋に塾生を募集していて1年間学びます。





沖縄市の21期生の桑江直哉さんから嬉しいお報せを頂きました。

     「 勝ちました!
      行政訴訟は通常勝てないことが常識ですが!
      その常識を覆す画期的な判決でした! 」

  桑江さんは、これまで沖縄市で泡瀬干潟を守る活動に尽力されてきましたが、このたび、泡瀬干潟公金差し止め訴訟にて、見事、勝訴されました。

◎毎日新聞
「泡瀬干潟埋め立て訴訟:支出差し止め認める…那覇地裁判決」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081119k0000e040059000c.html
「一部勝訴」の垂れ幕を掲げているのが桑江さんです!

 昨年11月には、桑江さんに協力いただき、一新塾で泡瀬干潟視察を
行いましたが、そのときの記憶が鮮明に蘇りました。
http://www.isshinjuku.com/04i_hassin/merumaga/kn_071123.html

 桑江さんは、これまで粘り強く活動を継続されてきましたが、
その積み上げの力の計り知れない可能性を実感いたしました。

 道なきところに道を切り拓く!
大きな勇気とエネルギーをいただきました。

詳しくは以下WEBサイトをご覧下さい。-----------------------

■泡瀬干潟埋立公金差止訴訟2008年11月19日
判決骨子
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Koshi.pdf
判決要旨
http://www.193-project.com/pdf/saiban/20081119Youshi.pdf

■泡瀬干潟公金差し止め訴訟関連情報サイト
http://www.awase.net/maekawa/sub6.htm

■報道関係
●沖縄テレビ(動画)フジテレビ系列
 http://www.otv.co.jp/newstxt/index.cgi?20081119190165
●琉球朝日放送(動画)朝日系列
http://www.qab.co.jp/01nw/08-11-19/index4.html
●琉球放送 (動画)
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=19248
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=19249
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=19250

●琉球新報  毎日系
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-138251-storytopic-1.html
●沖縄タイムス  朝日系
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-19-E_1-001-2_001.html?PSID=3271392c3c27054b7f8994c3ffa8eb07
●毎日新聞
http://mainichi.jp/seibu/news/20081120sog00m040004000c.html
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000044-mai-soci
●時事通信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000067-jij-soci
●読売新聞
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081119-OYT1T00340.htm
●産経新聞
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081119/trl0811191203000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081119/trl0811191902018-n1.htm
●日本経済新聞
 http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081119STXKD013319112008.html
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オバマ氏が史上初の黒人米大統領に来年1月に就任することとなりました。

11月5日の日本時間の午後2時、シカゴ。
詰め掛けた支持者の前でオバマ氏は勝利を宣言。

『アメリカの可能性に疑問を持つ人がいるなら
建国の人々の夢がまだ生きているのか疑問に思う人がいるなら
民主主義の力に疑問を持つ人がいるなら
今晩がその答えです。
この答えは今までにないくらい投票所で何時間も待ち続けた
人々の列によって出されたものです。
3〜4時間待った人も初めて投票した人も大勢います。
彼らは今回こそは違うんだと感じました。
彼らの声が変化をもたらしたのです。
この答えは、若い人、お年寄り、金持ちも、貧しい人も、
民主党員も、共和党員も、黒人も、白人も、すべの人種も、
ゲイ、障害のあるなしに関係なくすべての人により出された答えです。
アメリカは世界にメッセージを送ります。
ただの個人の集まりじゃない、政党に関係なく
これから私たちは一つにまとまった“アメリカ合衆国”なのです。』

一新塾では、正社員も派遣社員もフリーターも、経営者も、公務員も、主婦も、学生も、退職者も、ジャーナリストも、デザイナーも、様々なバックグラウンド、様々な世代の方が集い、主義主張を超えた議論を展開しています。立場や条件を超えて、違いを掘り下げていった奥底にある共通部分。私たちは、それを「市民性」と呼んでいます。

オバマ氏の語る「一つにまとまった“アメリカ合衆国”」。
その根底にもこの「市民性」が脈々と流れているのではないかと思いました。

夢や社会の理想を語ったとき、
「なに青臭いことを言って!」
「出来もしないことを言うな!」と一蹴される…。

その繰り返しによって夢や理想はその人にとって、やがて死語となります。そして、人は組織人として“一人前”になっていきます。

組織のしがらみの中で、一人一人の胸に抱かれる夢や理想を描く力が埋もれてしまっていることを、お会いした方との対話を通じて感じることがあります。
「しがらみから自由になって存分に 自分を発揮していきたい」という切なる思いが伝わってきます。

一新塾では、ゼロベースで一人ひとりが理想とする社会のビジョンと、自らが理想とする生き方を存分に語り、議論し合います。たとえ、それが針の穴を通すほどの実現可能性しかなくとも、本気であれば仲間が一緒になってその実現のための方法を考えてくれ、いざ挑戦するときには、一緒に挑んでくれます。

さらに、その難しいチャレンジが、時に大成功してしまうのです。

議員になったり起業家になったり、一大奮起して活躍する人が出ると、一番喜んでくれるのは、実は「できもしないことを言うな!」と否定的だった会社の同僚であったりします。目の前で夢を実現してくれた仲間によって、彼も夢を取り戻すのです。

まず自分が変わる。

これ以上、人にインパクトを与えるメッセージはありません。

さて、11月に開講する一新塾第23期・説明会はのこり僅かです。

自らが理想とする社会のビジョンと生き方を存分に議論し合い、そして、仲間と協働して社会実験に挑む、一新塾の熱気・雰囲気を、ぜひ、体験にお越しください。

お会いできますこと、楽しみにしています。


■■■■ 参加者募集中 ! ━━━━━━━━━━━━━━━
 
 第23期 講座&説明会
『市民性を基軸に据えた新しい国づくり・地域づくり』

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もし、
「社会を変えたい!」「地域を良くしたい」「ミッションを果たしたい」という思いがあれば、ぜひ、ご参加ください。一新塾創設14年の市民からの社会創造の知恵のエッセンスをお届けさせていただきます。

【主な内容】   ※説明会のお申し込み

 ● ゼロベースで社会ビジョンを描こう!
 ● 現場主義でPlan → Do → Seeを回そう!
 ● あらゆる問題解決に使えるフレームワーク「6つの箱」とは?
 ● 一新塾流『タテ軸ヨコ軸リーダーシップ論』 
 ● 従来のセオリーを覆す一新塾流「ファシリテーションスキル」
 ● 誰もが社会創造に参加できる『志のコミュニティ』とは?
 ● スタッフ&OBOGとの交流タイムもあります!

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 日 時:(1)10月22日(水)19:30〜21:30
     (2)10月26日(日)15:00〜17:30
     (3)10月29日(水)19:30〜21:30
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 会 場:一新塾セミナールーム
    [住所]東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
    [地図]http://www.isshinjuku.com/01issin/i_chizu-1.html
     [交通] JR「田町」駅より徒歩8分、
         都営三田線「芝公園駅」「三田駅」より徒歩6分
         都営浅草線「三田駅」より徒歩7分
         都営大江戸線「赤羽橋駅」より徒歩5分

 講師:森嶋伸夫(一新塾代表理事・事務局長)

【 プロフィール 】
1964年生まれ。88年より、積水ハウス(株)で「都市開発」「まちづくり」の仕事に携わり様々な立場の人たちとの出会いの中で、日本人が組織の論理の中で自分のミッションを犠牲にしていることに疑問を感じ一新塾へ入塾。
タテ割りを超えて、同志と協働することの計り知れない可能性を実感。
97年 政策学校一新塾マネジャーへ転職。大前研一氏の下で薫陶を受ける。
02年一新塾のNPO化に伴い、代表理事・事務局長就任。主体的市民養成プログラム開発に力を注ぎ、毎年30近くの「政策提言」「社会起業」「市民プロジェクト」のインキュベートを行う。11年で3000名の塾生が志を果たす道を歩むための人生の転機での相談役(メンター)。市民性を基軸とした新しい国づくり、地域づくりの支援に日々奔走している。
一新塾には、20代から60代まで、ビジネスマン、主婦、学生、フリーター、経営者、議員、官僚、ジャーナリスト、デザイナー、など様々なバックグラウンドの方が結集します。

最近は、舞台をビジネスから地域に移し変えて「第二の人生」を踏み見出そうという団塊世代の方々も増えてまいりました。
そして、世代を超えて同志と共に、協働してプロジェクトを立ち上げています。この世代を超えたコミュニケーションこそが、プロジェクト推進の大きな原動力となっています。

しかし、世の中では、“世代間断絶”という言葉をよく耳にします。これが最近では家族の中にも侵入してきています。それによって、最も確かで最も信頼の置けるはずであった家族の絆ですら危ういものとなってきています。

堺屋太一氏は、団塊世代論で“世代間断絶”を以下のように考察されています。

「 団塊世代の両親は大正世代。ようやく日本が工業化したとはいうものの、まだまだモノ不足で人余りで、生活に腐心した時代。
当然、モノを大事に長く使う。お袋の味、家庭医療、近所・親類付き合い
など教えを乞うことがたくさんで「生活の知恵」は誇りであった。そして、
貧しい物財と安価な人力をどう使うかのソフトウェアと地域コミュニティや親類縁者とどう付き合うかのヒューマンウェアが代々引き継がれていた。

また、姑は7分の親切と3分の意地悪が普通であった。
ところが、団塊世代が家庭を持つ70年代には、家庭電化で家事は自動化、衣服は使い捨て、食事はインスタント、買い物はスーパー。もう、姑のもつ「生活の知恵」は要らない。団地やマンション暮らしには近所づきあいもない。故郷を出た人は親類と顔を合わせる必要ない。
仕事の上でも、サラリーマンなら親の世代に相談する必要もなければ、
その意味もない。子どもは塾通いで、祖父母が躾ける間もない。

その一方、舅姑は、新しい生活に必要な知識と技能に乏しい。
自動車の運転もできなければ、電気製品の修理も出来ない。
パソコンも出来ない。使い捨てはもったいないと思うから家のなかは片付かない。これでは、舅や姑の権威が保たないのも当然。この結果、団塊世代は親とは別居。職場以外には帰属意識も相談相手も持たない職縁社会の核家族となった。団塊世代も気がつけば、子どもたちに自分が伝えることができることが何もないことに気づく。それが、現代である!」


親との関係を切ってしまった団塊世代。
その結果、思いもよらず、子どもとの絆も切れてしまいます。
もしかしたら、この現象は、日本の歴史初まって以来の出来事ではないのでしょうか。

これまで、企業戦士として、組織のミッションのために人生を賭して突っ走ってきた団塊世代が選択したライフスタイルがもたらした思わぬ副作用。
そして、卒サラして自由になった今、団塊世代の方が「第二の人生」を、
今度はどういったライフスタイルにデザインし直すのか。

日本の将来を左右する重要な鍵のひとつではないでしょうか。