『 知立団地に思いを込めて 』

今回は愛知県の知立(ちりゅう)市を現場に、多文化共生のプロジェクト活動に邁進されている第25期「名古屋」地域科の田辺直人さんのメッセージをお届けいたします。
3月28日(日)には、田辺さんの呼びかけで、名古屋地域科塾生メンバーが知立団地に現場視察に行ってきました。自治会による粗大ごみ収集をボランティアで手伝う外国人の方や団地のスーパーで働く方へのヒアリング、自治会長さんとの懇談、知立団地で暮らすブラジル人家庭の訪問、知立市長とも懇談し、様々な生の声に触れさせていただきました。

■■■■■□────────────────────────────
■■■■ 塾生活動レポート
■■■
■■         『 知立団地に思いを込めて 』
■■       〜笑顔あふれるコミュニティ広場構想〜    
■■■
■■■■              一新塾第25期「名古屋」地域科
■■■■■□                       田辺 直人


プロジェクト「笑顔あふれるコミュニティ広場構想」の舞台となる知立団地。 愛知県の三河地方にある人口7万人程度の小都市・知立市。旧東海道の宿場町 として栄え、歴史と文化、伝統ある祭りが今もこの町の観光を支えています。 知立市が施行した今から40年前、日本の高度経済成長に呼応するかのように 整備されたのが、公団「知立団地」です。地元の重要産業である自動車関連企業への通勤にも便がいいと、多くの住民が入居し、およそ2500世帯、5000人が暮らし始めました。

現在、この知立団地では、住民の半数以上がブラジル人を始めとする外国人労働者となっています。日本人住民の高齢化・独居老人化が進むと、それに合わせるように10年ほど前から外国人が増え始めました。マイノリティからマジョリティへと勢力が変わり、生活習慣の違いによるマナーやモラルの低下、治安の悪化が課題となりました。

私は、ケーブルテレビというローカルメディアで報道活動をする中で知立団地の現状を知り、その姿を少しでも正確に伝えようと、10年前から取材を重ねてきました。一新塾でのプロジェクト立上げは、仕事から離れて一市民の立場となっても、なお関わって行くべき社会的テーマであると考え取り組んだものです。


●「強制」ではなく「共生」

知立団地は、長年の自治会活動によって、全国的にも成功した多文化共生社会を具体化しています。増え続ける外国人に対し、自治会は「強制」ではなく「共生」する術を探りました。習慣や文化の違いを理解し受け入れることで、外国人が主体的に自治会活動に目を向けてくれるように歩み寄ったのです。日本語の話せるブラジル人を自治会メンバーに入れ、外国人からの様々な相談・要望に答えてきました。毎年恒例の夏祭りは、盆踊りからサンバカーニバルに変えました。
就職に有利になるようにと日本語教室を開催し、毎晩多くのブラジル人が勉強に励みました。粗大ゴミの収集日には、外国人の若者たちが自主的に手伝いに出るようになりました。

自治会に決め手となる施策や計画が有ったわけではありません。目の前の現実に真正面から向き合うしかなかったのです。そうした体当たりの行動に外国人住民が共鳴し、知立団地に共生の芽が生まれたのです。


●知立団地が直面している課題

知立団地が今直面している課題は、自治会組織の高齢化です。団地から日本人の姿が減り、一方で独居老人が増えています。自治会長は70歳を超え、同様に自治会のメンバーも高齢化が進んでいます。言葉の壁、文化・習慣の壁を乗り越えてきた知立団地の住民ではありますが、リーダーシップを担う自治会の高齢化によって、せっかく育まれた共生の芽がこれからどのように育っていくのか心配になります。

知立団地は小さな国際都市です。多文化共生のよいモデルケースになっています。
しかし、その国際化も、団地周辺の住民たちから理解され歓迎されているわけではありません。一度低下したモラルや治安は、団地内に暮らす人たちが感じている以上に、周辺の住民に不安感と差別意識を植え付けてしまったのです。自治会の長年の努力によって芽生えた共生というコミュニティも、周辺住民の目には未だ正しく伝わっていないのです。


●「笑顔あふれるコミュニティ広場構想」

「笑顔あふれるコミュニティ広場構想」は、団地の今を周辺住民に正しく伝え、日本人住民と外国人住民が、お互いを理解し合い前向きに共生していけるようサポートする活動です。「広場」とは団地の中心にある公園のことであり、人々が集う精神的な拠り所という意味でもあります。

団地で生まれた国際的なコミュニティは、団地周辺の住民を巻き込んでさらに大きなコミュニティを形成する可能性を持っています。その第一歩となるものが、団地に人を呼び込むきっかけ作りだと考えています。知立団地で育まれた共生のコミュニティを、国際交流や異文化交流の一環として活用し、誰もが気軽に団地に訪れるようになれば、外国人だけでなく高齢化が進む日本人住民とも触れ合い笑顔あふれる時間を共有できると思います。

夏祭りのサンバカーニバルは、最もブラジル文化を味わえるイベントとして 広くPRでき、スポーツイベントとしてサッカー大会を企画することもできます。 食文化を楽しめる屋台村を実施すれば多くの人が集まることでしょう。若者同士を結びつけるため、大学のゼミと連携することも可能です。

このように知立団地が日常的に人々の集まる交流広場になることで、自治会ばかりに依存しない主体的なコミュニティ形成が可能となるのです。


●私のプロジェクトが目指すもの

私のプロジェクトが目指すものは、団地の情報を周辺住民に伝えるメディアを創出することです。ツールは情報誌・Webサイト・Net放送など様々考えられ、外国人住民自ら情報発信できるようになることが理想です。行政の理解を得て市政だよりに記事を載せてもらうことも考えられます。

人々が集まり・出会い・学び・理解し合うことこそが、コミュニティ形成の
基本であり、その舞台となるのが知立団地なのです。
日本一小さな国際都市「知立団地」へようこそ!

一新塾第21期生の菊地真紀子さんが中心となって         女性ネットワークで合同会社「LLC. VALN」を起業

 一新塾第21期生の菊地真紀子さんが中心となって、大田区の
 女性ネットワークで合同会社「LLC. VALN」を起業されました!

 本日、2010年4月9日の「羽田経済新聞」にて紹介されました。
 ぜひ、ブログ読者の皆さんに共有させていただきます。

 -----------------------------------------------------------------

 「大田区の女性ネットワークが起業
   〜羽田国際化も念頭に地域資源をマーケティング」

 大田区の主婦を中心とする女性ネットワークが4月1日、ものづくりの技術などの地域資源のマーケティングとコンサルティング業務を多角的に行う合同会社「LLC. VALN」(大田区山王2、TEL 090-1509-4112)を設立した。

 代表の菊地真紀子さんらが中心となり、「地域の課題は地域のニーズ(需要)と地域のシーズ(強み)を知る地域のバリュー(女性の感性)が解決できる」という理念の下、「東京都地域中小企業応援ファンド」の助成を受けて起業。地域の課題を分析し、「ものづくり」を核に中小企業・教育機関・行政・助成と若者ら市民による「持続可能な産官学連携の循環型ネットワーク」の構築を目指すという。社名の「VALN」は、理念である「地域ニーズに価値で応える」を意味する「Value Applied Local Needs」の頭文字を取った。

 今後の具体的な活動としては、すでに「大田ブランド」として認知されている地域発の商品の販促・広報、子育てをする女性らが家にいてもスキルを生かして起業するできる環境の整備、商店街の空き店舗を地域の子育て中の母親と子どもや、多くの人と物が集まる拠点に変える試み、オリジナル商品の企画開発・販売などを予定する。「大田ブランド」の展示販売場所としては今年10月に再拡張・国際化する羽田空港での展開も視野に入れる。

 菊地さんは「大田区には中小企業の技術、さまざまなスキルを持つ女性、アイデア豊富な学生、そして国際化する羽田空港がある。これらの資源をつなぐネットワークの力で地域の産業と人々の働きを変えていく。ものづくり企業に活力を与え、そのエネルギーを地域の女性に、地域全体に、そして全国に波及していきたい」と新たな事業のスタートに意欲をみせる。
(2010年4月9日「羽田経済新聞」          
        http://haneda.keizai.biz/headline/535/

変革に向けての動き!

変革に向けてさまざまな動きが出てきました。

■東京での変革に向けての動き
山田宏・杉並区長や中田宏・前横浜市長ら現職の首長と首長経験者で、今月中に新党を結成し、今夏の参院選に候補者10人程度を擁立する方針が明らかになりました。
昨年10月、山田氏らは政治団体「よい国つくろう!日本志民会議」を結成。24人の首長・首長経験者が参加しており新党はこのグループが母体になるようです。

■大阪での変革に向けての動き
4月1日、大阪府の橋下徹知事の主張に賛同する22名の府議らが集まり、新会派「大阪維新の会」が発足しました。
地方政府基本法を提唱し、大阪から地域主権実現を目指すとのことです。主要な政策課題は、府市再編、伊丹空港廃港、議員定数の削減の3項目。知事が代表を務める地域政党・大阪維新の会を、今月中にも発足の予定です。


名古屋の庶民革命

市長と市議会が激しく対立する名古屋市役所。
「庶民革命の三本柱」である“恒久減税”“地域委員会”“議会改革”を掲げて、昨年4月の市長選で過去最多の51万の得票で当選した河村たかし市長。昨年12月には、公約に掲げた「市民税10%減税」が可決。
また、公約に掲げた「市民3分間議会演説制度」は市議会2月定例会からスタート。

しかし、3月24日、市議会は成立間もない市民税10%減税条例を一年限りとする改正案を可決し、定数半減(75→38)と報酬半減(年約1513万円→816万円)する議会改革関連条例案を否決。

これを受け、臨時議会の4月19日招集が決定しました。

市側は「政治はボランティアで行う」との河村市長の信条に基づき、議員の定数は多くても報酬は少ないフランス型に似た議会の形態などを検討し、臨時議会では報酬の半減のみを提案する模様。
また、市長は、10年度限りと修正された市民税10%減税については恒久減税に戻す案を、地域委員会については新たに8学区でモデル実施するため予算の増額補正案を提案する方針。

市長と市議会の激しい対立は続く中、河村市長は、定例会が閉会後の最初の週末に繁華街で議会解散に向けた署名活動への協力を呼びかけました。そして、支援団体は議会解散を目指し、解散請求(リコール)に必要な有権者の1/5の約36万5千人の署名集めに向けて始動。

また、名古屋市長の支援団体の連合体「ネットワーク河村市長」の応援団長に、市長の議会改革の理念に共感した俳優の菅原文太さんが活動を支援することとなりました。

庶民革命に向けて、今後の動向、目が離せません。

失われた温泉地の誇りを取り戻せ!市民4万人 総ガイド計画

熱海を復活させるために、脱サラ起業した一新塾OBの市来広一郎さんがNHK BS-1「関口知宏のオンリーワン」に出演されました。
http://www.nhk.or.jp/only1/
まち歩き&体験プログラムの『熱海温泉玉手箱』実行委員長として奮闘している舞台裏の様子が紹介されました。

番組制作にあたっては、企画をつくり上げる過程やまち歩きのトライアル実施の様子など、1ヶ月半程度の取材を受けたとのことです。
また、3月19日には、熱海芸妓見番にて、番組の公開収録を行われたそうです。1ヶ月半の間に撮影したVTRを会場の皆様と一緒に見ながら、  関口知宏さん、豊田エリーさん、市来さんのトーク、さらに会場に集まった100名の市民の方々にコメントをいただきながらの進行でした。

▼番組名: NHK BS-1「関口知宏のオンリーワン」
▼内容:
失われた温泉地の誇りを取り戻せ!市民4万人 総ガイド計画
         〜市来広一郎 静岡県熱海市〜
▼放映日時:
2010年4月 3日(土) NHK−BS1 23:00〜23:25(前編)
      4月 9日(金) NHK−BS1  9:20〜 9:45(前編・再放送)

      4月10日(土) NHK−BS1 23:00〜23:20(後編)
      4月11日(日) NHK−BS1 17:30〜17:50(後編・再放送)
      4月16日(金) NHK−BS1  9:20〜 9:40(後編・再放送)

calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>
selected entries
categories
archives
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM