2008年末から急速に広がった『派遣切り』。
 これを救おうとする東京・日比谷公園の「年越し派遣村」の取り組みは、
年末年始のニュース報道を連日賑わせました。

 さらには、2009年3月までの半年間に職を失ったか、失うことが決まっている派遣など非正規雇用労働者が15万7806人に上るとの調査結果を2月27日に厚生労働省が公表。雇用情勢悪化の深刻さが一層鮮明になっています。

  「『派遣切り』の要因は基本的には企業の使い捨て体質ですが、もう一つ注目したいのは、労働を切られたと同時にどん底まで落ちていく、途中に何の歯止めもない“すべり台社会”の構造です。」と主張するのが、年越し派遣村で「村長」を務めた湯浅誠氏です。

 湯浅氏は、NPO法人自立生活サポートセンタ―もやいの事務局長として、2003年より、生活困窮者の自立支援の現場の最前線に立ち、いち早く、この問題と対峙されてきました。もやいでは、ネットカフェ難民などを含め広い意味での「ホームレス状況」に置かれている人たちへの生活支援・入居支援に取組まれています。

 今回は、貧困問題の本質に迫るとともに、「すべり台社会」を脱出するために私たちにどんな行動ができるのか、一緒に考える機会にしたいと思います。

       NPO法人 [政策学校] 一新塾 主催 公開講座
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         『「すべり台社会」からの脱出 』
           〜 貧困問題の本質に迫る 〜
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 ■講師:湯浅 誠氏
     (NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長)
 ■日時:2009年4月11日(土)19:00〜21:00
 ■プログラム概要: 講    義    60分
            質 疑 応 答     25分
            ミニワークショップ 40分
 ■会 場:一新塾セミナールーム
     [地図]東京都港区芝3-28-2カスターニ芝ビル2F
 ■主 催:NPO法人一新塾
 ■参加費:1000円(当日、受付にて承ります)
 ■申込み:こちらをクリックください

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【 講師プロフィール 】

湯浅 誠 氏(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長)
1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。同大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。
1995年より野宿者(ホームレス)支援活動を行う。2003年より、生活困窮者にアパート入居時の連帯保証人提供と入居後の生活支援を行う「NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」事務局長。2007年より貧困問題の日本社会における可視化を目指す「反貧困ネットワーク」事務局長を務める。
著書に『貧困襲来』『反貧困―「すべり台社会」からの脱出』などがある。

WBCの決勝で最後を締めくくったのは、やはりイチロー選手でした。
ところで、青木選手は「イチロー選手に依存してはいけない。自分が頑張らないと!」と奮起したそうです。
その意味では、イチロー選手の前半の不調があったからこそ、侍ジャパンの他の選手の主体性が存分に引き出され、世界の舞台でも活躍できるよう育まれたのではないでしょうか?
そして、それがイチロー選手によって計算されたものであったとしたら、それこそがまさに“神が降りてきた!”ということかもしれません。

教育者としてのリーダーシップは、一新塾の今年のテーマです。
14期の武広勇平さん(29)が佐賀県上峰町の町長選挙にみごと当選されました!現役では全国最年少の首長となります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090322-00000853-yom-pol
今、武広さんと電話でお話させていただきましたが、
これから始まる上峰町改革に向けての覚悟が伝わってまいりました。
また「一新塾で学んだ現場主義を実践しました!」とのお言葉もいただきました。志を果たすために頑張っていただきたいと思います。
とり急ぎ、共有させていただきます。
浜松在住の一新塾第16期OBの松井一哲さんより、昨日、以下のメッセージをいただきました。松井さんは「浜松ブラジル人緊急会議」を立ち上げ奮闘されていらっしゃいます。
 
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  16期通信科の松井一哲です。

  先日、湯浅誠さんによる公開講座のお知らせをメルマガにて拝見しましたが、私の住んでいる浜松市の状況も悲惨です。

 浜松市は日系ブラジル人が日本一多い街ですが、自動車産業をはじめとする製造業で働くブラジル人の失業率は今月末には80%にも達すると言われています。

 TV等でも取り上げられましたが、住居がなくなって、今日食べる物もなく、赤ちゃんにあげるミルクすらない、というブラジル人失業者も少なくありません。非常に深刻な事態です。


 私達は「浜松ブラジル人緊急会議」という団体を立ち上げ、募金や支援を行っています。
 http://soshamamatsu.hamazo.tv/
地方や全国のマスコミにも何回も取り上げていただいています。
今日もTVに出ました。

 以前一新塾で講師をされたこともある、顔にあざのある方等の支援を行うNPO法人ユニークフェイス代表の石井政之さんも主要メンバーになっています。

 失業率80%、食べる物がない、学校に行けない、住む家がない、まるでアフリカかどこかの話のようですが、日本の話です。これはもう災害か戦争です。

 みなさんもぜひご協力ください。よろしくお願いします。


●以下、松井さんのプロフィールをご紹介させていただきます。

 松井さんは、浜松で地域在住外国人との交流を通したまちづくりをテーマに、地域で様々な活動を実践。

  一新塾第16期(2005年5月〜2006年5月)在籍中は、語学教師としての強みを活かした活動の発展形を模索、同志とともに切磋琢磨していました。
卒塾と同時に語学スクール起業のヒントを得に、南米へ“武者修行”も敢行!

(2006年10月に松井さんに執筆いただいた当時のメルマガ原稿です)

  昨年4月からは、地元のラジオ局FmHaro!の番組「アミザージ ハママツ」 内「ハローポルトガル語アカデミア アイラちゃんと学ぶ浜松で使えるジャ・ポル語」 コーナーの担当講師として毎週ラジオに出演。ブラジル人リスナーに日本語を、 日本人リスナーにポルトガル語を伝えています。
今回は紙芝居を通じて、社会変革に挑んでいる18期生の山口文子さんより、ほとばしる情熱溢れるメッセージをいただきました。

山口さんのご活躍は、新聞や雑誌でもご紹介されています。
http://www.isshinjuku.com/05jukusei/kiji_22_05_008.html
http://www.isshinjuku.com/05jukusei/kiji_22_05_007.html

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■■■■■ 塾生活動レポート
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■■■     『 今こそ紙芝居で、より良い社会造り人創り 』
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  昨年の後半から今年にかけて、アメリカの株価の大暴落で
“百年に一度の経済危機″という一言では、語り尽くせない、人々の先行きの見えない、大変な時代になりました。

でも、皆さん少し変だとは思いませんか?
1929年、今から凡そ80年前に、アメリカから端を発した株価の大暴落で、確かに日本もその大きな大打撃を受けて、失業者が日本中に溢れ、その失業者の人々が、生きていく為に日銭を稼ぐ、飴や駄菓子を売る道具として、街頭紙芝居が生まれたのです。紙芝居は、人々が生きて行く上で、その英智を結集した結果、偶然に生まれた文化なのです。

 私が、何故今の時代が、80年前と比べて、おかしいと想ったかと言うと、当時の人々との価値観のずれが在るとは思いますが、現代の人々は、行政がなんとかしてくれる。政権が交代したら、景気が回復する希望が持てる。道路の財源を福祉や子育て支援に回してもらわないと、やっていけない。等々…
言い方がきついかも知れませんが、とにかく、自分達が団結して力を合わせるという努力をあまりしないで、政府がなんとかするのを待つ。
そのうち、景気が回復するのを待つ。政権が交代するのを待つ。
私の目から見ると、とても歯がゆいのです。

 そこで私は、他力本願的思考を払拭して、自分なりに出来る形で、人々の気持ちを喚起したいのです。派遣切り、不当な解雇、正社員の首切り。こんな世の中がまかり通って、どうしてみんな黙っておられるのですか?


● 紙芝居で、世の中を本気で変革したい

 私は今から凡そ80年前に、失業者を救済するべきツールとして、日本で生まれた紙芝居で、世の中を本気で変革したいと考えている、大馬鹿者です。
でも、誰かがするのを待つのなら、自分で行動に移すことで、少しでも、
人々が生き易くなってもらえるのなら、やらせて戴く価値は在ると想います。

  それでは、紙芝居でどのように、今の世の中を変革していこうと考えて
いるかと申しますと、それは、一言で言えば、教育の改革に外なりません。
 教育の荒廃が、現代社会の格差を産み、子供達に夢や希望が抱けない世の中になり、自分さえ良ければ構わないという道徳心が欠落し、心優しい人々は、自分自身を信じることを諦め、毎年、年間3万人以上の自殺者が後を絶たず、親は子を殺し子は親を殺め、テレビゲームやバソコン等の擬似体験のみでしか、思考をすることが出来ず、現実と仮想の世界の区別が出来ず、人は死んだら、また生き返ると、本気で信じる。従って、命の尊さと生きる喜びを実感出来ず、人間同士が生で触れ合う機会がなくなって来て、コミュニケーションを上手く図れなくなり、孤立化してしまう。

 私は、紙芝居を普及させて戴くことで、これら、現代社会が抱えている
問題を、少しでもなくすことが出来れば、こんな嬉しいことはないと想って
おります。

 生身の人間が、肉声で語る、優れた紙芝居を、顔を知らない人同士が観ても、全く自然体で作品世界を通じて、共感出来る。紙芝居には、何時でも、誰でも、何処でも、簡単にそんな素晴らしい居場所造りと、共感を味わい、想像力を養い、物事の善悪を、みんなで観ることで培う、素晴らしい魅力を持っていると、私は想います。


●「青空みかん」として奮闘中!

  私のこれからの活動の予定は、どうか「青空みかん」(私の紙芝居の芸名)で、検索下さいませ。主な予定を挙げますと。

 3月 1日(日) 徳島市で、紙芝居ボランティア「おしゃべりくまさん」
          の紙の実演講座
  3月14日(土)大阪市立住吉人権文化センター館祭り
  5月 9日(土)紙芝居の一日公開講座 大阪市立難波市民学習センタ
          講師 童心社会長 酒井京子氏
  5月31日(日)共生共走マラソン会場 大阪市立鶴見緑地公園

  その他、地域の活動と致しまして、私の住いする、大阪市東住吉区の街造りグループ「東住吉アクションプラン」独自の創作紙芝居の製作のお手伝いをさせて戴いております。

 また、大阪市の生涯学習インストラクターの人材バンク登録者として、
要請が在れば、紙芝居の実演や講座を務めさせて戴いております。また、紙芝居を文化として広げて戴ける仲間つくりとして「紙芝居大好きの会」を二年前に発足致しました。

  青空みかんの紙芝居教室も、紙芝居を文化として確立させていく為に、
自宅近くに昨年、開校致しました。今年の3月からは、より多くの実演者が
増えればと考え、大阪市立難波市民学習センターにて、基本的に第三日曜日の午後に開講させて戴くこととなりました。

 いずれにしろ、私の主体的市民としての活動は、誰かがやってくれたり、
政権が交代するのを待つのではなく、紙芝居という、今一番古くて新しい
メディアを遣って、理論と実践を駆使して、人々の心に喚起を呼び起こし
たいと想っております。何故なら、紙芝居は全ての問題をオールクリア
出来る、素晴らしい特性と可能性を秘めているツールであると、私は疑い
のない、信念を持っているからです。

 しかしながら、何ごとも地道な積み重ねを積んでいくことで、大願を成就
出来ると言うことを肝に命じ、これからも、あせらず、慌てず、諦めず、
そしてくさらず、自分の使命を果たして参りたいと想っております。