ビッグイシュー日本代表の佐野章二さんの一新塾での講義!

皆さん、街で帽子をかぶったおじさんが売っている雑誌『ビッグイシュー』を読んだことはありますか?
ホームレスの仕事をつくり自立を支援する雑誌です。
一冊300円、そのうち160円が販売者の収入になります。

昨日は、ビッグイシュー日本代表の佐野章二さんに一新塾にてお話いただきましたが、情熱溢れる心揺さぶる講義でした。

厳しい試練の時代が訪れていますが、こういう時代だからこそ人と人の絆の大切さをしみじみ実感すると共に、社会の中でもっとも切実に人の絆が求められているところに正面から挑まれている佐野さんの使命感と覚悟に圧倒されました。

また、私たちは路上でホームレスと出会ったときに、施しをしていいものかどうか、プライドを傷つけやしないか、どう対応していいかわからず戸惑ってしまいますが、「これだったら渡せるでしょ!」と見せていただいた自立のための指南書『路上脱出ガイド』。彼らの真のニーズに迫った深い知恵です。

ぎりぎりの人たちに誇りを取り戻し、主体性を取り戻していく背後には溢れんばかりの愛情があることも実感させていただきました。

「問題だと思った市民がやるしかない。
 当事者になってしまった自分がやるしかない。
 それしか、日本の社会に希望がない。」

私にとってもっとも響いた言葉です。
ここに市民性の核心は当事者になること!
腹に落ちました。


一新塾生 澤登和夫さん、『株式会社ありがトン』起業!

社会に余裕がなくなってきているのでしょうか?

厚生労働省の統計によりますと、”うつ病”は6年間で
43万人(95年)から92万人(05年)と倍増しています。

 こうした社会の問題に、一新塾生の澤登和夫さんが、立ち上がり、
昨年3月よりメンタルカウンセラーとして活躍しておりました。

そして、昨日、2月2日、『株式会社ありがトン』を起業されました!

今回は、澤登さんからの熱きメッセージをお伝えさせていただきます。


■■■■■■□─────────────────────
■■■■■       一新塾 塾生活動レポート
■■■
■■       『 株式会社ありがトン設立! 』
■■■   〜「うつ病蔓延社会」から「うつ病円満社会」へ〜
■■■
■■■■□               第21・23期 澤登和夫


●個人事業主から株式会社ありがトンへ

  一新塾21期、23期現役生の澤登(さわと)和夫です。
本日2月2日、株式会社ありがトンという会社を設立しました。

この会社のミッションは、
『魔法の言葉「ありがトン」と共に、
「うつ病蔓延社会」から「うつ病円満社会」へ』です。

私は、昨年の3月に「さわとんメンタルカウンセリング」
という個人事業でカウンセラーとして起業し、
7月からは「うつ専門カウンセラー」として、うつ病に特化した活動を
してきました。
現在の「うつ病蔓延社会」を改善するには、
私自身の5年半のうつ病体験が、同じような悩みで苦しんでいる人の
力になると考えたからです。


●「うつ病円満社会」へ、考え方の転換

それ以来、うつ病が一生涯のテーマであることにぶれはありませんが、
活動を継続していく中で、うつ病に対する考え方の変化が起こりました。
昨年の途中までは、年間3万人を超える自殺者を減らすためには、
自殺者の8割が患っているとも言われる、
うつ病患者を「減らす」ことが重要だと考えていました。

カウンセリングなどの活動を通じ、当事者や家族にお会いする中で、
もっと大切なことに気付きました。
それは、本人や家族、社会が、うつ病という、一見マイナスと
見受けられがちな病気を「受け入れる」という、
その姿勢が大切だということです。

そして私は、「うつ病円満社会」を創りたいという考えに至りました。

「うつ病円満社会」とは、
本人も周りの人もうつ病を前向きに受け入れることができる社会です。

うつ病によって苦しんでいるのは本人だけではありません。

終わりが見えない出口に、家族など支える人も苦しんでいるケースが
多々見受けられます。
ただ、受け止め方を変えれば、うつ病をきっかけに、むしろ家族の絆も、
友達の輪も広がっていきます。
そんな事例もたくさん目にしてきました。
そして、本人にとっても死を意識してしまうほどとても辛い病気ですが、
周りの人や社会のサポートを受けながら、うつ病を経験して向き合うことで、以前よりもやさしくなった方のお話をたくさん聞いてきました。

「うつ病になってよかったね」って、言い合える社会。
それが、自殺を減らすことにもつながるとの考えに至り、
カウンセリングや啓蒙活動を通じて、
このような「うつ病円満社会」を創っていこう、というメッセージを発信しています。


●絵本「ありがトン」が大ヒット

ただ、私自らカウンセリングで寄り添える人数には、どうしても限界があります。
もっともっとたくさんの人に「今のまんまでも大丈夫」って感じてほしい、
そんな想いで「ありがトン」という絵本を書きました。

この絵本は、私自身の実話がベースで、「さわとん」という豚のキャラクターが、病気など辛い経験から色々なことを学び、乗り越えていくというストーリーです。
漫画家の青木さんのおかげで、かわいらしい4コマ漫画風の絵本になりました。

活字が読むのが辛くっても読みやすい絵本で、
カウンセラーのように寄り添うことができる本です。
思い切って昨年12月に自費出版しましたが、大人にも子どもにも大人気で、販売総数は約1ヶ月半で1,200冊を超えました。

その反響の大きさから、複数の出版社からも声をかけて頂き、
リニューアルされた「ありがトン」が、今年の5月頃、サンマーク出版さんから出版されることが本日、正式に決定しました。


●株式会社ありがトン設立の決意

「ありがトン」の絵本と共に、
「ありがトン」っていう言葉が、トントン拍子に広がっていくのを肌で感じ、株式会社ありがトンを設立することを決めました。

株式会社化するということは、一生涯やり続けるという決意表明でもあります。

物質的に恵まれた現代の日本社会、
そして少子高齢化社会で経済的成長があまり望めない中、
「当たり前」のことに「ありがとう」って感じられるようになることが、
個人個人の幸福度アップ、社会全体の幸福度アップ、
そして「うつ病円満社会」にもつながっていきます。

「ありがトン」っていう魔法の言葉を使いながら、
「うつ病円満社会」を、一生涯、創り続けます。

  ★参考HP:株式会社ありがトン http://arigaton.com


会津のオバマ!一新塾OBの深田智之さん!

 本日は、一新塾OBの「くつろぎ宿」社長の深田智之さんのご活躍のニュースです!

 深田さんから近況のご報告をいただきました。
 地域再生ファンドを活用しての東山温泉の老舗3旅館の一括再建が完了し、1月20日、リゾート・コンベンション企画(深田智之社長)が「くつろぎ宿」の全普通株式を買取り、新たな成長ステージに移行されたとのことです。

この出来事を地元のメディアは大きく取り上げています。
「福島民報」は、なんと、オバマ大統領になぞらえてご紹介しています!

■河北新聞(1月24日)
『東山温泉の老舗3旅館 一括再建が完了 会津若松』
■福島民報(1月25日)
『論説・あぶくま抄(1月25日)』

 「今日から始めよう、われわれは元気を取り戻し、ほこりを払い、米国を再生させる仕事に取り掛からなければならないのだ」。オバマ大統領の就任演説の一節だ。「米国再生」の原文は「remaking America」。国を造り直すには相当な覚悟が必要になる。
 大統領就任と同じ日、三旅館一体再生という難事業に取り組んできた会津若松市東山温泉の「くつろぎ宿」は3年余りで成し遂げ、再生を完了した。スケールは違っても、困難に立ち向かった覚悟は共通だろう。
 冒頭の一節の前には「やり方を変えず限られた利益を守り、嫌な決断を後回しにする時代は確実に過ぎ去った」とある。企業経営の失敗にも共通する要因だ。
くつろぎ宿を再生した社長は「経営者の責任は当然だが、実は従業員にも責任はある。『ひとのせいにするな。そんな従業員はいらない』と言った」と3年前を語る。
 オバマ大統領は国民に「責任を果たすべき新たな時代」に立ち向かうよう求めた。その言葉は、困難に直面する現代人すべてに向けられているようにも感じる。行き詰まる前に、ひとまかせにせず自分の責任を果たすことで道は開けるのかもしれない。

2009年最初の講義は発明起業家の藤村靖之さん

2009年スタートの最初の講義は、発明起業家の藤村靖之さんでした。

藤村さんの波瀾万丈の人生を通じてたどり着いた深い知恵の数々に触れ、教室の空気が変わりました。颯爽とした風が起こり、講義終了後には塾生の表情が希望とビジョンに満ち溢れました。

失敗を恐れず、周りの目に呑まれることなく、好奇心を360度全開で、伸び伸び何度でも実験すればいいじゃないか、とのメッセージに、塾生一同、とても自由になれました!

100年に一度の不景気もなんのその、試練をチャンスに変えてしまう力をいただけた講義でした。

2009年の幕開け!

新年おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

私にとって、2008年は、塾生の政策提言活動や社会起業の躍進は
大変嬉しいことでしたが、何より感激したのは、プロジェクトを介在に、
塾生が主体的市民として大きな成長を果たしたしていただいたことでした。「人間の素晴らしさは、その爆発的な成長力にある!」
その確信をいただくことができた一年間でもありました。

2009年、一新塾創設15周年を迎えるこの節目の年に、
『混沌の時代だからこそ、市民性で突き抜ける!』
を掲げたいと思います。

今、人類の試練の時代の到来を予感させる出来事が相次いでいます。
地球環境問題、エネルギー問題、食料問題、格差の問題、
100年に一度の金融危機、テロの問題、イスラエル軍のガザ侵攻・・・

その問題の根っこを掘り下げれば、自己中心のエゴがどんどん肥大化し、暴走してしまった私たちの意識の在り様に突き当たるのではないではないかと思います。

私たち自身が、自分のことだけでなく、他の人たちへの共感の力を育んでいく。私たち自身が、市民性に目覚め、主体的に社会に対しての責任を果たしていく。まずは、私たちの主体的な姿勢が問われるのではないかと思います。

解決策は、主体的市民!
今こそ、主体的市民が立ち上がらねばと思います。

そのために、私自身、これまでの殻をまた一つ打ち砕き、全身全霊で、
主体的市民の鍛錬の場を進化させることに精進してまいりたいと思います。

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