【一新塾OBの齋藤哲さん12日(土)NHKスペシャルに!】 

齋藤哲さんは32期卒塾生、認知症をテーマに「オムソーリ・プロジェクト」を立ち上げられ(2013年)、地元で活動されています。

このたび、NHKスペシャルで市民と専門家で介護危機をテーマに語り合う「市民」に齋藤哲さんが参加されています。

◆NHKスペシャル 私たちのこれから〜介護危機〜 12月12日(土) 21:00〜
 一新塾OBの戸谷浩隆さん。シェアハウスの「ウェル洋光台」オーナー代行として、「シェアハウスにあるべき概念やサービスをゼロにした」ことで、こんなに素晴らしいコミュニティを生み出されています。

 JICA50周年の式典にお招きいただき出席させていただきました。
一新塾には、これまで、毎年数名の青年海外協力隊出身者の方に入塾いただき、大いに活躍いただいていることがきっかけで、JICA関連のみなさまと協働する機会を時々いただいております。式典では、協力隊経験者であり一新塾OBでもある河内毅さん(公益社団法人中越防災安全推進機構地域防災力センター長)が、ご自身の体験を振り返られ、多くのことを学び育ててもらった途上国の人々への謝意、そして協力隊の経験を今後、社会に還元していく決意を力強く述べられました。

今回は、今年5月に卒塾された児島秀樹さんのメッセージです。
児島さんは大変多忙なビジネスマン。上京してから、地域に仲間はいませんでした。
入塾後、一大奮起して、朝5時半からゴミ拾いを毎日欠かさず続けます。
地域に仲間が続々と増え、活動が着々と育まれて、ミツバチプロジェクトに!
児島さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。

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塾生活動レポート

「グッドモーニング仙川!プロジェクト」
〜誰もが自分の街のキャスト(出演者)になれるまち〜

  一新塾第34期 東京本科 児島秀樹 

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●地方出身者は東京に居場所がない

受験戦争の中で、より偏差値の高い高校、大学に進学することが子どもの
役割だと信じ、大学進学とともに上京、就職、結婚、マイホーム購入と人生
の階段を駆け上がってきました。

しかし会社員として毎日の仕事と家庭の往復の繰り返し、このままの生活
でよいのかと疑問を感じるようになりました。気に入って住み始めた調布の
仙川という街ですが、10年経っても街のことを何も知らないことに気付き
ました。街には友達もいません。

これまで仕事や会社のことばかり考えてきたし、週末は別の街まで遊びに
出かける日々だったから当然の結果だったのです。


●転換のきっかけ

平成24年6月24日 仙川の街に大量の雹が降り積り、街はパニックに
なりました。これは大変だと思い、街の人たちと一緒になって無心で雹を
かき出しました。このとき自分の街を守っているという心地よい感じを覚えました。

ふと街を見渡すと、駅前や公園がゴミだらけであることに気付きました。
誰が掃除をしているのかと思いましたが、誰もしている様子はありません。
ならば、自分がやろうと決心します。それから一年間、一新塾を卒塾するまで
毎朝続けました。出社前の朝5時半から30分間です。これだけでも駅前は
見違えるようにキレイになりました。

この時に、いかに自分たちが街のことを他人任せにしていて無関心だったか
ということにも気づきました。誰かがやってくれると思っていても、誰もやらない
のが現実です。ならば自分から動かなければ何も変わりません。同じマンション
の住民にも声を掛け、日々のことをブログで発信すると一緒にやってくれる
メンバーも少しずつ増えてきました。一新塾のチームメンバーも週末に始発で
仙川まで駆けつけてくれたお陰で、挫けそうな気持ちをなんども立て直すことが
できました。冬の朝は暗いし寒かったです。それでも何かが変わると信じて無心
でやり続けました。そして、いつかからこの街で毎朝やっているのは自分だけと
気づきました。少し自信がつきました。自分が変わる気がしました。


●新しい自分との出会い

卒塾して約半年、相変わらず街にごみはたくさん落ちています。
でも、あきらかに何かが変わりました。友達が増え、自分の居場所ができたような
気がします。何よりも自分が自信を持ち、街に出ることができるようになりました。
今は、仙川は自分の街だと胸を張って言えます。

厳しい父親に怒られないように振る舞い、常に失敗を恐れ続けた40年間。
自己表現できない妥協の連続の中で、自分の存在意義さえ見失いそうになって
いた自分が、誰からも頼まれていないゴミ拾いを続けることで、自分の居場所
を見つけ、自分を変えることができたのです。


●ゴミ拾いから緑化へ

ゴミを拾っていると、街のことがよく見えるようになりました。そして、
この街には花が少ないことに気付きます。住み始めたときにはたくさんあった
雑木林もどんどんマンションに変わり、街は殺伐としてきました。そして、
もっと花や緑をこの街に増やしていこうを決心しました。といっても、花の知識
はありません。チームメンバーがガーデンアドバイザーの友人を協力者として
紹介してくれたお陰で花の寄せ植えワークショップイベントを3回開催し、
その参加者と駅前や公園の花壇に花を植えることができました。これを継続する
ためには「街のガーデナー」を増やしていくことが必要と考え、自らも花の勉強
を開始し、ガーデナー養成のためのイベントも開催していきます。


●そして、ミツバチプロジェクト

花を植えて楽しむだけではもったいないと思っていたとき、花に集まるミツバチ
からハチミツが採れることを思い出しました。ゴミ拾い後のモーニング会の場で、
仙川で採れた天然ハチミツを地域の人たちと食べることができたらどんなに楽しい
だろうと思いました。今は、来年のミツバチプロジェクトのスタートに向けて
準備中です。美味しいハチミツをクリーンアップイベントの参加賞にしたいと考えて
います。ゴミ拾い、緑化、ミツバチで街も人も美味しく楽しく健康になれる活動を
これからも創っていきます。


●誰もが自分の街のキャスト(出演者)になれるまち

たかがゴミ拾い、されどゴミ拾い。簡単なことだからこそ、少し勇気を出して
参加すればだれでも街のキャストになれる。それまで受け身だった自分の人生が、
主体的に動くことで変わっていくことに気付きました。地方出身者は自分の街に
出番がないのではなく、そもそも出番は自分で創り出すものです。だから、街の
キャストになりましょう!


●一新塾での活動を振り返って

最初は、明確な目標もなく、何か自分の人生を変えたいという気持ちだけで
入塾しました。でも、価値観を共有できる同志の中で自分をさらけ出す安心感が
なんとも言えず心地よく何ものにも代えがたい時間でした。本当の自分を取り
戻すための気づきを与え続けてくれた一新塾には本当に感謝しています。


●今後の活動*

活動の原点である毎朝のゴミ拾いは、ずっと続けていきます。
その上で、3つの活動をやっていきます。

(1)クリーンアップ仙川!(ゴミ拾いイベント)

(2)せんがわ緑化部

(3)仙川ミツバチプロジェクト

この3つの活動が有機的につながり、相乗効果を生むような循環を創っていきます。
まずは、来春ミツバチプロジェクトをスタートさせることが最優先です。
そのための場所探しを進めています。

ゴミを拾い、花を植え、花が増えたらミツバチを。採れたハチミツでモーニングを。
これが「グッドモーニング仙川!プロジェクト」です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

*活動ブログ http://ameblo.jp/gmsengawa/ 
 
◆一新塾体験セミナー&説明会 東京(残りわずか) 10月17日・21日・24日)
 
http://www.isshinjuku.com/
 一新塾29期で「適切な情報提供プロジェクト」を立ち上げた入澤朗さん。膨大なデータ、情報があふれる中で、適切な情報、事実をひとり一人が考え学べる機会を提供することで社会に貢献することがミッションです。

白河市の活動も4年目。「正しい知識・安心にくらす」といった教科書的な放射能の冊子や書籍は、すでに福島県内にも多くありますが、お母さんたちの本当の疑問に答えたものは実はほとんどないということで、専門家が白河市のお母さん方の素朴な疑問に答えたQ&Aを冊子を作成されました。


そして、このたび、白河市役所に冊子を1000部提供されたそうです。白河でお子さんをお持ちのご家族、白河に転勤、転入されるご家族の不安軽減と実際の生活に役立てていただくため、また福島県内、白河市への帰還の参考のために、行政からも冊子配布にご協力をいただけることになったそうです。

https://readyfor.jp/projects/shirakawapj


※一新塾説明会にて「誰もが志を生きる方法論」をお伝えしています。
 お申し込みは、以下のサイトから、どうぞ!
 (東京 10/10,14,17,21, 仙台10/12)

 「適切な情報提供プロジェクト」を立ち上げた一新塾29期の入澤朗さん。ミッションは、膨大なデータ、情報があふれる中で、適切な情報、事実をひとり一人が考え学べる機会を提供することです。

福島県、白河市の活動も4年目。「正しい知識・安心にくらす」といった教科書的な放射能の冊子や書籍は、すでに福島県内にも多くありますが、お母さんたちの本当の疑問に答えたものは実はほとんどありません。

そこで、専門家が白河市のお母さん方の素朴な疑問に答えたQ&Aを冊子にしようと『みんなで育もう白河プロジェクト』が誕生いたしました。


私のところにも『これが知りたい!身近な暮らしと放射線』を一冊送っていただきました。とってもわかりやすい、親しみやすい冊子で、これまでのご尽力に心より敬意を表します。


■Q&A 集を発行して、福島県白河市のお母さん達の疑問に答えたい!

https://readyfor.jp/projects/shirakawapj



※一新塾体験セミナー&説明会にて「誰もが社会を変える方法論」をお伝えしています。
お申し込みは、以下のサイトから、どうぞ!
東京 9/24,26,30,10/7,10ほか,大阪 10/3, 名古屋 10/4, 仙台 10/12


 社会問題の解決の鍵は、多くの人たちに開かれているかどうか。
一部の専門家だけで考え、いいアイデアをあげますとやっても、市民性は低い、本質的な解決にならない。多くの市民が参画し、当事者となり、主役となったとき、本当の知恵が市民に降りてくる。
 一新塾の現役生にもネパール人の同志がおり、日々頑張っていただいております。被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。一日も早く平穏の日々が訪れますことを願います。

【三浦雄一郎親善大使からネパール地震被災者へのご支援のお願い】
ネパール大地震に際し、三浦雄一郎国連WFP協会親善大使からのメッセージです。
大災害に見舞われたネパールの被災者の方々に支援を届けるため、皆様のご協力をよろしくお願いします。
◆ご寄付はこちらから: http://www.jawfp.org/lp/helpnepal/
<お問い合わせ>
国連WFP
電話: 0120-496-819 9:00〜18:00(年中無休)

 5月3日は「憲法記念日」。
憲法について考える映画をご紹介いたします。一新塾に以前講師に来られた映画監督ジャン・ユンカーマン氏による2005年の映画「日本国憲法」が本日より5月7日まで限定公開されています。2005年に一新塾でも上映会をいたしました。

なお、6月20日にはジャン・ユンカーマン監督の「沖縄うりずんの雨〜戦後70年、沖縄は問いかける」の映画が公開予定です。この映画の製作は一新塾理事の前澤哲爾氏です。

◆映画「日本国憲法」(5/3〜5/7限定公開)ジャン・ユンカーマン監督作品 https://youtu.be/N1gQtnDvMfM

◆映画「日本国憲法」HP http://www.cine.co.jp/kenpo/about.html

◆映画「沖縄うりずんの雨〜戦後70年、沖縄は問いかける」(2015年)監督:ジャン・ユンカーマン
沖縄慰霊の日にあわせ、2015年6月20日(土)より東京(岩波ホール)、沖縄(桜坂劇場)ほか全国順次ロードショー
http://okinawa-urizun.com/
 今回は2010年11月に一新塾第25期を卒塾された佐藤孝典さんのメッセージをお届けいただきます。佐藤さんは、一新塾で仲間と共に「子ども虐待予防プロジェクト」を立ち上げました。

2010年9月に開催したシンポジウム直後、当時の佐藤さんの振り返りの言葉です。
「本音を言うと、シンポジウム直前まで、私は虐待問題に関わることに恐怖心を抱いていました。私の発言や行動で、虐待被害者を傷つけてしまうこともあるからです。しかし、メンバーが自分の根っこの気持ちをずっと支え続けてくれました。
もうひとつ、シンポジウムでは虐待被害者の方が虐待体験を語ることになっていました。彼らが勇気を出して人前に立つというのに、私だけ怖じ気づいている訳にはいきません。そう思った時、私は初めて本当の覚悟ができました。」

 現在も子ども虐待予防に、日々、奮闘されている佐藤さんの志を生きる挑戦をお伝えさせていただきます。

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塾生活動レポート

「子ども虐待予防活動を通じた出会いと学び」

         一新塾第25期 東京本科 佐藤孝典

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●私のミッション

「もうこれ以上、子どもたちの傷つく顔をみたくない。
だから、子ども虐待を予防する仕組みをつくる」

 これが私のミッション(使命)です。

●子どもの虐待が社会問題

 今、子どもの虐待が社会問題となっています。
平成25年度、全国の児童相談所における子ども虐待に関する相談件数は、約7万件で過去最多となっています。子どもが死亡する悲惨なニュースも後をたちません。
平成24年度は、心中を含め90人の子どもが命を落としています。
(※参考:社会保障審議会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会の報告)

 死亡した子どものうち、7割が0〜3歳児で、その中でも0歳の赤ちゃんが最も多くなっています。
加害者の7割が実の母親であり、これらのデータからは、母親が実の子どもを殺してしまうという現実が見えてきます。

●親自身が追い詰められている

これだけのことを並べると、「幼い子どもを殺してしまう恐ろしい親…」と思われますが、実はこの背景には「親自身が追い詰められている」という現実も見えてきています。

●傷ついた少女に出会い

 私は9年前に、ある教育現場で、母から虐待を受け傷ついた少女に出会いました。児童相談所に保護されていく彼女は、安心でもなく、怯えているでもなく、すべてを諦めてしまっているかのような彼女の表情を私は今も忘れることができません。

一方で、この母は母子家庭であるため、夜も懸命に働き家計を支え、必死に生活をしていた姿もありました。母子で経済的にも困り、社会から孤立していくなかで、起きた虐待事件でした。

 その親子と出会うまでの私にとっては、子ども虐待問題は自分とは関わりのない事でした。しかし、目の前の親子を支えられない無力な自分への怒りをきっかけに、子ども虐待問題は身近な問題に変わっていきました。
子ども虐待問題解決のためには、福祉分野だけでなく、制度や、人々の意識の変革が必要だという考えにたどり着いたとき一新塾に出会いました。

●子ども虐待予防プロジェクト

 私は一新塾で、「子ども虐待予防」のビジョンを掲げ、このビジョンに共感してくれた3人の仲間と「子ども虐待予防プロジェクト」を発足しました。

 私たちは一新塾で教わった「現場主義」の考えの元、過去に虐待を受けた被虐待者の方々にインタビューをし、その方と協働してフォーラムを開くことができました。

ここまで書くと順調に活動が進んできているようにも見えますが、実際の私は、子ども虐待問題という深刻な問題に関わることや、主催したこともないフォーラムの実施などに対し、自分のような者が関わってよい問題なのかと、不安感や恐怖心を抱いていました。しかし、そのような不安も仲間とともに乗り越え、フォーラム実施という活動の第一歩を踏み出すことができました。

●解決のためのアクション

 一新塾卒塾後の現在は、東京都三鷹市や武蔵野市を中心に、いくつかの活動を行なっています。

(1)
「被虐待者や専門家と協働した子ども虐待予防啓発フォーラム」の実施。
毎年、全国児童虐待防止月間である11月に、子ども虐待予防啓発フォーラムを実施しています。
被虐待者や、虐待の専門家と協働して、当事者目線の子ども虐待の実態を伝えてきました。

(2)「子どもの居場所・鷹の子の部屋」活動
2011年8月には、子どもの居場所「鷹の子の部屋(※東京都三鷹市で実施)」を開始しました。
学習支援やレクなどを通じて、家庭に居場所のない子どもたちと、地域のボランティアとをつなげる活動でした。
行政機関とも連携し運営していましたが、資金難と人材難で運営が困難になり、現在は休止しています。

(3)都内6つの子育て団体との協働プロジェクト「ゆる育児キャンペーン」
2012年から、都内6つの子育て団体が協働し「ゆる育児キャンペーン」を開始しました。
「完璧じゃなくていい。誰かに頼ってもいい。ココロが軽くなる育児」をスローガンに、ゆるやかな形で子ども虐待防止の活動を行なっています。スウェーデン大使館(※1)と協働して体罰防止を目指したシンポジウムも行っています。

(※1スウェーデンには、体罰禁止の法律があります。「長くつ下のピッピ」著者のアストリッド・リンドグレーン氏が行った、ある文学賞の授賞式での、子どもへの暴力に関するスピーチをきっかけに体罰禁止となりました。)

(4)「あたらしい子育て学級」ワークショップ
2014年11月には、「あたらしい子育て学級」を開始しました。行政や病院で行われる両親学級では学べない、虐待の芽にもなり得る夫婦問題や、叩かない子育て方法などを、他の家族と交流しながら学びます。将来的には、行政と連携して地域のすべての親子に体験してもらえるような形を目指しています。

これらの活動が認められ、平成27年度には、いくつかの助成金を得ることもできました。
これを機に、活動での学びや、当事者とのつながりを活かした冊子づくりを行う予定です。
 子ども虐待問題はとても複雑で解決の難しい問題です。
私は虐待を予防的に解決するためには「支援」という形だけでなく、当事者同士が仲間をつくり、ともに学び、いっしょに困難を乗り越えて行くかたちが理想だと考えています。
子育て中の私たち自身も当事者として、仲間と学びあいながら、子ども虐待のない社会をつくっていけるよう活動を続けたいと思います。


★一新塾体験セミナー&説明会(東京・大阪・名古屋・仙台)
http://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html