週末は、熱海を訪れての現場視察講座!
塾生プロジェクトが現場主義でさらに突き抜けるために、脱サラUターンで、熱海のまちづくりに身を投じて10年となる一新塾OBの市来広一郎さんの現場を訪問させていただきました。

 

最近の熱海は、人の賑わいがこれまでと違います。

宿泊客数は、2011年246万人から2015年307万人と、なんと60万人も増えています。街の人たちも「熱海は、TVによく出るようになった!若い人たちが集まってくるようになった!」と語ります。こうした背景には、地域の人たちのたくさんのチャレンジもありましたが、市来さんの果たした役割は本当に大きいと思います。

 

市来さんは2006年に一新塾生となり、1年後、東京でのサラリーマン生活を辞めて地元熱海に戻りまちづくりに身を投じることになります。最初のチャレンジは、熱海の魅力を満喫するまち歩き&体験交流型プログラム「熱海温泉玉手箱(オンたま)」のプロデュース。次なる挑戦は、2012年シャッター街となっている熱海の商店街を再生するため、空き店舗をリノベーションでCAFE RoCAをオープン。続いて、リノベーションの第二弾、「Guest house MARUYA」2015年オープン。して、昨年2016年には、コワーキングスペース&シェアオフィス「naedoco」をオープン。

 

市来さんの語られた10年の歩み本当には厚みがありました。
壁が訪れても、協力者のかけがえのないの力を得て、あの手この手で道を拓いて、次から次へとさらに大きなビジョンに次元を上げて挑み続けてきました。

 

「あきらめたいと思ったこと一度もない」

 

と語る市来さんの胸の奥には10年後、20年後の熱海の未来ビジョンがありありと浮かんでいます。市来さんが主体的市民を生きる姿勢が、熱海の人たちにどんどん連鎖し、熱海が主体的市民の街となっていっておりますこと、とても嬉しく思いました!

 

参加者からの感想の一部です。
●熱海の街の歴史やストーリーを感じることが出来ました。
●古い価値、昭和の遺産の再生。
●知らない熱海をたくさん発見できました。
●ピンチの後にチャンスだなと感じました。
●街の人も楽しそうで、熱海のイメージが変わりました。

 

■「Guest house MARUYA」
http://guesthouse-maruya.jp/

 

 

※1年で人生と社会を変える一歩を踏み出せる一新塾。
体験セミナー&説明会参加者募集中。【東京・大阪・名古屋・仙台】
http://www.isshinjuku.com/

今週2017年の一新塾講義のキックオフ!“発明起業家”の藤村靖之氏に那須よりお越しいただきました。テーマは「地方で仕事を創るローカルアントレプレナー〜月3万円ビジネス」。


藤村氏は1984年に(株)カンキョーを設立し、発明した電子式空気清浄機クリアベールは、

世界記録となる累積200万台を販売。現在は、栃木県の那須町で非電化工房を設立し、

電気に依存しない新しい豊かさを愉しむ発明に尽力されています。さらに、月3万円ビジネスを提唱し、いいことで愉しく稼ぐ、ローカルアントレプレナーを育成されています。

 

「人は勇気と希望を失うと工夫と努力と協力をしなくなる。

 一度失いかけた希望を取り戻すのが、発明家の仕事。」

 

「芸術家は傷ついて魂を磨きに磨いて、革命家はたくさん血を流して魂を磨きに磨いて、

   発明家は失敗して魂を磨きに磨いて、自分の仕事に魂を込める。」

 

「文化っていうのは、時間をかけて、汗を流して、仲間と一緒に。」

 

文明の転換期、5年先のことも誰も予測困難な不確実性の時代。

失った時間と失った希望と失った人間性を取り戻して、

自由でクリエイティブで誇り高く生きる道を、

藤村氏の生き様を通じてお伝えいただきました。

 

今年、ソウルにて、パクウォンスン市長との協働で「韓国非電化工房」もいよいよ始まります。

 

 

※社会変革される講師から学び1年で人生と社会を変える一歩を踏み出せる一新塾。

体験セミナー&説明会参加者募集中。【東京・大阪・名古屋・仙台】
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2017年、激動の時代、3つの波が押し寄せてくるでしょう。

 

一つ目は、自国優先主義の波です。

反移民感情がトリガーになっての英国のEU離脱、移民やイスラム教徒排斥
する政策で「America First」を掲げ、米国大統領選挙で勝利したトランプ氏、
移民問題・難民問題を掲げるヨーロッパでは各国で反EU、移民排斥を掲げる
右派勢力の台頭が著しいなど、自国優先主義が世界に連鎖しています。
そして、私たちは、こうした自国優先主義の波にのまれるのか、日本だから
こその世界の貢献に挑むのか、問われる時代となりました。

 

二つ目は、高齢社会の波です。

日本最大のテーマの一つは、やはり高齢社会の問題となるでしょう。
ここでは、サラリーマンの人生という視点で考えてみます。
現役時代(22歳〜60歳)の仕事時間の合計は、8時間×250日×38年=7万6000時問。
定年後(60歳〜80歳)の自由時間の合計は、12時間×365日×20年=8万7000時間。
かつては、敷かれたレールを歩んで、60歳まで働いて、定年後、悠々自適の
生活を送れば人生を立派に全うでした。ところが、これからは、定年後に、
これまで働いてきた時間以上の自由時間が待っています。しかも、今度は、
敷かれたレールはありません。自らレールを敷くしかないのです。
これによって“人生のパラダイムシフト”が起こることになりました。

 

三つ目は、テクノロジー進化の波です。

人工知能(AI)、自動運転、ドローン、3Dプリンター、ゲノム解析、
ビッグデータ、IoTなど、交通も、住まいも、医療も、産業も、あらゆる局面で、
テクノロジーは飛躍的な進化を遂げていくでしょう。その影響はダイレクトに
私たちの生活に影響をもたらします。たとえば、コンピュータやロボットに
できる仕事はどんどん代替され働き方が変わっていくかもしれません。そして、
技術の進歩は常に副作用も伴っていることも歴史から学ばねばなりません。
技術のプラス面を最大化し、マイナス面を最小限に抑えていく努力も不可欠です。

 

こうした時代だからこそ、主体的市民教育はますます重要性です。
主体的市民とは、単に世の中の変化の時流に上手に乗って、社会状況にたくみ
に対応する人のことではありません。自分の根っこを掘り下げ、軸足を定めた
うえで、空気にのまれることなく事実を的確につかみ、その変化がもたらす
未来への影響を予測しながら、あるべきビジョンと照らし合わせて、その実現
のために、いち早く一歩行動を起こすのが主体的市民です。

 

◎時代を拓くのは主体的市民!

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いま、生活の現場で、驚くべきスピードで進行している変化があります。

それは、一人ひとりの人生の革命です。

 

敷かれたレールを歩む人生から自らレールを敷く人生への転換。 
「稼ぐ仕事」と「社会貢献」の二束のわらじの生き方。
UIJターン。
脱サラ起業。脱サラ議員。
一億総主体的市民へ。


真の変革は、
トップダウンではなく、 ボトムアップで、
個人が変わることから始まります。


2016年、世界は大きく動きました。

英国のEU離脱。米国大統領選挙。
ポピュリズム・自国優先主義に舵を切る世界の潮流。

日本も例外ではありません。

試練の現実を前に、
理想をあきらめ自己の利益に走るのか。
それとも、あくなき理想を求め続けるのか。


私たち一人ひとりが問われる時代となりました。


一新塾の場には、様々なバックグラウンドの方が、 人生の転機のタイミングで、胸の奥にある志の疼きに促されてこの場に集います。忘れかけていた根っこを思い出し、社会と向き合い直すことで志を生き始める方が続々と生まれています。


2017年、
個人が変わることから始まる社会変革を加速させます。徹底して自分と向き合い、揺るがぬ根っこの輪郭を鮮明に、現場主義でPlan→Do→Seeを回していきたいと思います。


すべての人たちが志を生きる生活者が主役の国づくりに向けて、新しい一年も何卒よろしくお願いいたします。

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【2016年の終わりに】
一日一日を必死で生き、皆で知恵を、ビジョンを求めた2016年、

「地域」「国」「世界」という怒涛のような渦の中で一人一人の

志を生きる道を見せていただいた一年でした。

 

今年最後の25日に行われた講座の写真を最後にお届けいたします。

 

2016年にいただいたものは、「志を生きる方程式」のさらなる

研ぎ澄まされた知恵と方法論の確立です。

 

その知恵を携えて道を切り拓くのは一人一人。

すべての方々との出会いに、心より感謝いたします。

ありがとうございました。

 


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今月は、東京、大阪、名古屋、仙台を回っての『6つの箱講座』。
『6つの箱』とは、志を生きる人なら誰もが通る方程式です。

● 常識への違和感から紡ぎ出す突き抜けたビジョン
●「社会の必然」と「人生の必然」をとことん掘り下げる
●「トップダウン型リーダー」と「ボトムアップ型リーダー」
●「理念打ち立てる6つの箱」と「戦略の研ぎ澄ませる6つの箱」

 

また、締め括りは、38期本科とOBOGコンサルコース向けの『特訓講座』。

市場資本主義から協働型コモンズ時代の潮流を読み解きながら、

先人の志を受け継ぎ、地域ブランドの可能性にも思いを馳せて、

ご自身と真摯に向き合い、根っこをさらに深堀りいただきました。

 

自分だからこそのミッション基軸で、時代を切り拓いてまいりましょう。

 

●ボトムアップで社会を変える一新塾プログラム

http://www.isshinjuku.com/curriculum/index.html

 

水曜日は、ベストセラー『里山資本主義』『デフレの正体』の著者で、
(株)日本総合研究所調査部主席研究員の藻谷浩介氏にお越しいただき
「里山資本主義〜高齢化の大逆転」をテーマにご講義いただきました。

 

グローバルな視点を持ちながら平成合併前の3200市町村100%を概ね自費で巡歴され、
全国各地に無数の定点観測点を持ち、市町村関係の最新の統計数字や地域特性を
踏まえた上での鋭い分析で本質を抉り出す地域エコノミスト。

 

「イメージ」や「空気」は事実と違う!
「常識」や「理論」も事実からずれる!
今回は現場主義の真髄に迫る講義でした。

目からウロコのハッとさせられることがいくつもありました。

 

空気やイメージ、社会通念に流されることなく、

数字で事実にアクセスすることの重要性が刻まれるご講義でした。
 

 

●事実に徹底アクセスし本質を掘り下げる一新塾!

http://www.isshinjuku.com/

11月6日に39期が開講して一か月が経ちました。

さまざまなバックグラウンドの方々に新たに仲間に加わっていただきました。

 

そして、主体的市民としての“志を生きるチャレンジ”が始まりました。

“志を生きるチャレンジ”は、これまで体験したことのないパラダイムのため、

最初は戸惑ってしまう方も少なくありません。

 

“志を生きるチャレンジ”とは、どういうことであるのか、

いま、実感している3つのことをお伝えさせてください。

 

■「ビジネスのフィールド」と「志を生きるフィールド」の違い

 

ビジネスのフィールドは、「できる・できない」ありきの成果志向。時に、このモノサシで人間の価値まで規定してしまいがちです。

 

しかし、志のフィールドは、広く、懐も深いです。モノサシは、一つでなく多様です。

「できる・できない」に囚われることはありません。ありのままの自分に立ち戻って、自由に伸び伸びと自分を発揮します。時に、“できない”自分をさらけ出すことも、他の人たちと深く共感し、深くつながり合うきっかけとなります。さらに、“できない”自分だからこそ、他の人たちの痛みを受けとめ、癒すこともできます。

 

■エゴと志

 

私は、閉塞日本の最大の問題は、個人の可能性を封じ込める風土にあると思っています。

たとえば、会社で自分の考えを述べた時に、「それは、あなたの個人的な意見ではないですか」と一蹴されてしまった経験はないでしょうか。“組織の論理”が幅をきかせてしまう風土。個人が尊重されない風土。個人的なエゴを排除するために、個人を封じ込めてしまう風潮があるように思います。

 

しかし、人間は誰でも、エゴもありますが、同時に、かけがえのない志も抱いています。

そして、新しい創造が起こるときには、きまって、志が発動した時です。

 

壁にぶつかった時、自分を信じなさい、とよく言われますが、単に自分を信じるだけでは道が拓かれないこともあります。ですから、エゴと志の弁別こそが大切なのだと思います。

 

さらに言えば、エゴは単に排除すればいいものという考えも違うと思います。

人生の歩みの中で、エゴがあったからこそ、自らが志を生きる転換のきっかけとなることも、決して少なくありません。その意味で、エゴも志も内包している一人の人間の尊さを実感しています。

 

■「自分を通した経験からしか学ぶことはできません」

 

「世界でいちばん貧しい大統領」と呼ばれた前ウルグアイ大統領 ホセ・ムヒカ氏の言葉ですが、塾生が現場に飛び込んで社会を変える挑戦に立ち会わせていただく中で、その経験から得られる気づきにハッとさせられ既成概念に亀裂が入ることばかりです。世の中には、偉人が残した数々の教訓の言葉がありますが、その言葉を具体的に生きることこそが何より尊いということを日々実感しています。

 

 

★ボトムアップで社会を変える人材を輩出する一新塾

http://www.isshinjuku.com/

ライフリンク代表の清水靖之さんの今年のメッセージは「誰も置き去りにしない生き心地の良い社会の実現を目指して」。


清水さんが遺族の方々と行った自殺の実態調査から見えてきた『自殺の危機経路』。
523名の方について、お一人お一人、3〜4時間かけて集計・分析された中で見えてきた共通点。

職業や立場によって自殺に至るプロセスに一定のパターンがあると語られます。

日常に溢れている問題がきっかけとなり、4つくらいの問題が連鎖する中で自殺が起きています。

 

『自殺の危機経路』

 

■失業者
失業→生活苦→多重債務→うつ状態→自殺
連帯保証債務→倒産→離婚の悩み+将来生活への不安→自殺
犯罪被害(性的暴行など)→精神疾患→失業+失恋→自殺

 

■労働者
配置転換→過労+職場の人間関係→うつ状態→自殺
昇進→過労→仕事の失敗→職場の人間関係→自殺
職場のいじめ→うつ病→自殺

 

■自営者
事業不振→生活苦→多重債務→うつ状態→自殺
介護疲れ→事業不振→過労・身体疾患+うつ状態→自殺
解雇→再就職失敗→やむを得ず起業→事業不振→多重債務→生活苦→自殺

 

■主婦など
子育ての悩み→夫婦間の不和→うつ状態→自殺
DV→うつ病+離婚の悩み→生活苦→多重債務→自殺
身体疾患+家族の死→将来生活への不安→自殺

 

■学生
いじめ→自殺
親子間の不和→ひきこもり→うつ状態→将来生活への不安→自殺

 

 

■一新塾講師 清水康之氏
http://www.isshinjuku.com/lecture/index.html#shimizu

12月7日は、NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表の清水康之さんを一新塾にお迎えし「生き心地の良い社会をつくる〜自殺対策基本法施行から10年」をテーマにご講義いただきました。

 

毎年、清水さんに講師にお越しいただいておりますが、自殺対策のシステムが年を重ねるごとに進化し、日本社会に希望をもたらしておりますことに心より敬意を表します。自殺対策基本法から10年。今年は、「自殺対策基本法改正」「自殺対策推進体制強化」「地域自殺対策予算の恒久減税化」の3点セットが整備され自殺対策が大きく前進した年でした。

 

清水さんのお取組みは、社会全体で自殺対策支援が回っていくこと。自殺の問題を「個人の問題」にとどめず「社会の問題」として、国と地方自治体が協働してPDCAを回すシステム構築に挑みます。同時に、一人ひとりのかけがえのない人生の重みを深く受けとめ、現場に細心の配慮を注ぎ、緻密に、血の通った、真心のこもった対策づくりにご尽力いただいています。

 

清水さんがNHKのディレクター時代、クローズアップ現代で自死遺族の子どもたちをテーマに番組を制作したときに、なぜ、自死遺族の当事者が実名で、顔を出して声を上げることにこだわったのか、その意味をじっくり共有していただきました。また、清水さんがジャーナリストから社会活動家に転身したことの意味も語っていただきました。

 

質問でも、塾生一人ひとりに親身にお答えいただきました。
自殺しそうな方に対しては、まずは、傾聴。無批判にその方の思いを受けとめる。そして、寄り添いながら、本人の中にある「生きたい!」という気持ちを一緒に探ることの大切さ。

 

自殺予防の取り組みで、子どもたちに語りかけるのは、保健師さんがいいと言います。「まずは、3人の大人に相談してみてください。だめだったら、最後に私のところに来てください」と最後の砦になることができるからだそうです。

 

自殺対策が、政治や行政主導でなく、民間の立場から、市民の立場から主導したからこそ、現場の一人ひとりのニーズに応える、緻密で、真心こもった対策となっているのだと市民からボトムアップで提案することの意義を改めて実感させていただきました。

 

■NPO法人自殺対策支援センターライフリンク

http://www.lifelink.or.jp/hp/top.html